【知らないと損する】試合前日の練習方法をパターン別に解説
・試合前日の練習本数はどれくらいがいいの?
・試合前日に射てない場合はどうすればいい?
・試合前日に急に当たらなくなって沢山射つのはあり?
など、試合前の練習方法や練習量に悩んでいますよね。
正直、試合前の練習は普段の練習頻度と練習量によって変わるため一概にこれと言った答えがありません。
ですが、基準のようなものはあるため、今回は試合前日の練習量についてお伝えします。
試合前日の練習量を調整することは身体のコンディションを整えるためにも大切な要素です。
前日の練習だけで全てが変わることはありませんが、試合でのベストパフォーマンスには欠かせません。
試合前の練習量は身体の疲労度合いで決める
試合前の練習量は身体の疲労度合いで決めることが大切です。なので、たくさん射っても大丈夫な人がいるからと言ってあなたも大丈夫とは限りません。
試合前日の練習量はあなた自身の体力と疲労回復度合いで変わります。
たくさん射っても疲労回復が早ければ前日の練習で本数を抑えることはありません。(ただし、普段以上の本数を射つことはオススメしません)
しかし、1週間ぶりに射って試合に出ると身体が疲れすぎているなどの場合はあえて射たないのも1つです。
その場合は、前日射たずに試合に出たらスコアがどうなるのかも普段の練習から検証しておきましょう。すると、あえて射たない選択をするのが怖くなくなります。
試合前の練習量を調整する目的
試合前の練習量を調整する目的は試合当日に疲れを残さず、試合でスコアを出すためです。
ここを忘れると試合前日に当たらないと焦って普段以上に射ったりします。
その結果、次の日に疲労が残って試合でもスコアが出ないといったことがあります。
正直、前日に当たらなくなったと焦って普段以上に射ったとしても結果が大きく変わることはありません。
なので、試合前の練習で当たらなくても焦らずに今までの練習で意識して射ってきたことを振り返って射つのが大切です。
明日は明日の風が吹くとあえて開き直ることも大切です。
試合前の練習はやるべきことを確認するのがメイン
試合前日にフォームを変えても上手く行くことはほぼありません。
なぜなら、身体に動きが身についておらず再現性が低いからです。
それよりも、日々の練習で意識していることができているか、試合で意識するポイントを決める方がいいです。
正直、試合前の練習はやるべきことの確認と、試合で意識するポイントが決まったら完了くらいの意識で練習します。
試合で意識するポイントが決まったら、あとは次の日に疲労が残らないくらいの本数で調整して終了です。
パターン別試合前練習方法
ここからはパターン別に試合前の練習方法を簡単に解説していきます。
学生でほぼ毎日練習している場合
高校生や大学生でほぼ毎日練習していて1回の練習本数が200本程度の場合。
毎日練習していると弓を射ち続けられる体力があるため、いつもと同じくらい射っても問題ありません。
というのも、普段以上の本数を射つ=それだけ身体に負荷がかかるため疲労が蓄積されます。
繰り返しになりますが、試合前日の練習の目的は試合で点数を出せるようにすること。
身体が疲れたまま試合に参加することになれば本末転倒です。なので、どれだけ多くても普段と同じくらいの練習量で止めておくことをオススメします。
社会人の場合
社会人の場合は練習頻度が週1〜2などで学生に比べるとかなり少ないです。
また、弓を射ち続けられる体力も少ないため、1回の練習本数も100〜150本と200本も射っていない人が大半だと思います。
そのため、試合前日の練習で普段練習していないからとたくさん射つ(300本とか)と確実に次の日に疲れが残ります。
その結果、疲れた身体のまま試合に行くことになるため、試合の後半になると体力の限界が来て射つので精一杯になりやすいです。
社会人の場合、前回の練習から約1週間空くことが多い(土曜日をスタートにした場合)ので、1週間後の練習終わりにはそこそこ疲労が溜まります。
試合前日が射てないパターン
遠征がある試合で前日に射てない場合は試合の2日前が最後の練習になります。
この場合は、前日は丸1日射てない=身体を休められる期間なので普段と同じくらいか気持ち多めに射っても問題ありません。
ただし、試合当日まで疲労を持ち越さないように身体のケアはしっかり行いましょう。
ケロクマの試合前練習方法
最後にケロクマの場合はどうしているのかを共有します。
<試合前日に練習できる場合>
土曜日までにどれくらい練習できたかで考えます。
そこそこ本数を射ってすでに疲労がある場合:試合当日に疲れを残さないよう150本ほど
1週間ぶりに射つ場合:次の日の疲労を考えて150本〜200本ほど
例えば200本くらいなら全然大丈夫だけど、250本を超えると結構疲れが残るなどですね。
私の場合は、1週間空いてからの練習は射つ本数が多いほど次の日に疲労感が残りやすいため、150本ほどで止めることが多いです。
また、射たない日はトレーニングで出来るだけ体力を落とさないようにしているため、射ちたいときは試合前日でも200本射つことがあります。
ですが、どれだけ射ったとしても前日は250本は越えないようにしています。
<全日など移動がある試合の場合>
移動がある場合は試合前日は射てないので2日前までの練習が最後になります。
とはいえ、1日300本を超えると疲労が数日残っていたりもします。
なので、3日前までは300本射っても2日前は250本程度で抑えて移動日の間に回復させます。
また、筋肉が固まって変に疲労が残らないように沢山射った日は特にクールダウンやストレッチを入念にしてできる限り疲労が残らないようにしています。
最後に
今回はパターン別に試合前の練習方法について解説しました。
試合前の練習量は本数も大切ですが、普段の練習からの身体のケアやメンテナンスが大切だと感じます。
いくら前日だけ本数を落としても疲労が完全に抜けきっていなかったり、筋肉が固まって身体の動きが悪くなっていては意味がないからです。
試合前の練習を最大限活かすためにも普段から身体のケアやメンテナンスはやっていきたいですね。
それでは、また次回noteで。