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アメリカ便り_(フィードバック編)

こんにちは!

だいぶ間が空いてしまいました。
実は、胃腸炎と筋肉痛でここ1週間ほど寝込んでいました。







嘘です。
二日酔い以外はここ7年ほど体調崩さず元気です


さてさて、先月のアメリカ遠征のクラブの選手・保護者の皆さんからいただいていた質問について、昨日アメリカで剛柔コーディネートをしてくれた亮さんと電話できましたので、その情報をもとに記します。
Q &A方式ではないので明確に回答になってないこともあるかと思いますが、ご了承ください。


まず結論から言うと、
アメリカ(海外)に行って感じることが一番だから、ぜひ行ってほしい!と言うことです。

そして、その上でアメリカ(海外)に留学してサッカー・勉強をしたいと思った選手に最も大事で絶対に持っておいてほしい要素は3つです。
□ 学力
  ・英語力(トーフル61点以上(30点満点の4カテゴリー))
  ・学業(評定平均最低でも4.0以上、4.5以上が望ましい)
□ サッカーの高いパフォーマンスとそれに伴う結果
□ 本気の覚悟と気持ち

この3つがあればアメリカの大学に留学するチャンスを掴める機会は必ずあるし、
実際に行った後に状況・環境が変わったとしても挫折することなく成長できると思います。

実際に留学をしても1年で日本に帰国するケースももちろんあるようです。
その理由としては、メンタル面と金銭面があります。

以前もお伝えしたように、アメリカは大学に入ってからが大変です。
金銭面というのは、単位をしっかり取れないと奨学金が剥奪されてしまい、奨学金がなければ向こうでの留学・生活は難しいからです。


まずはアメリカの環境の部分について。

○アメリカ(アメリカの公立学校は小中高の12年間無料)
U-12〜U-18:週3・4日
シーズン:3月〜6月/8月〜12月
※高校生は、3月〜6月は高校のリーグ(レベル高・入口狭)、8月〜12月はチームのリーグに分かれている
オフシーズン:6月〜8月/12月〜3月
※フィットネス・コンディショニング・ストレングス・テクニック・タクティクスの強化

オンオフのメリハリがしっかりあり、効率的かつ効果的にトレーニングをします。
またオフシーズンでしっかり体を作り、シーズンに入ってからもTRの始めの20分はウェイト・サーキットをやり、その後インテンシティ・強度の高いトレーニングを行うようです。

大学:
以前に訪れたミシガン大学は、アメリカの大学の中でもトップクラスです。
ただ甲乙はあるにせよアメリカは短期大学でもしっかりとした奨学金があったり、大学に認定されている活動であればウェアやスパイクの支給、十分な環境・設備は整っているようです。

大学卒業後の進路は様々です。
・アメリカで就職、活動をする
・英語を活かして日本で就職、活動する
・アメリカでの経験を踏まえてサッカー選手のキャリアを続ける

なんでもそうですが、[自分がどうしたいのか]と言うのが進路になります。


アメリカのプロサッカーリーグは、NWSL(ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ)です。
亮さん曰く、女子サッカーのリーグではやはりNWSLが一番レベルが高く、
“みんな強い・みんなでかい・みんなうまい”です。

日本の選手がよく言われるのは、
「足元がうまいよね、技術がしっかりあるよね」と言う言葉です。

ただ現代サッカーでは、[うまいだけでは戦えない]
それを知っておく、そして変えていく必要があります。

それは日本の女子サッカーに関わるみんなに突きつけられている課題なのかな。


こう感じた中で、今週末からなでしこジャパンはシービリーブスカップで試合があるので注視していきたいと思います。
ブラジル・アメリカ・カナダとやりますよ〜、でも放送されるのかな?


話を戻します。
アメリカに留学するためには、その機会を作る必要があります。

①私が帯同した今回の遠征のように、カレッジコンバイン(今回は1月末にアメリカ・ミシガン)に参加し、そこで大学・短期大学から声がかかる方法。
→亮さんのように現地で関係を持っていて活動している人が繋げる。
※日本チームとして参加するのに選手数の枠があるため行きたいと言って行けるかはわかりません
※高校2年生で参加するのがタイミングとしてはベスト

②日本で自分の考え・レベル(サッカー・英語)にあった大学・短期大学にアプローチしてマッチングする方法。
→②-1. 海外留学の斡旋会社に間に入ってもらい繋げる。
→②-2. 全部自分でやる。
※横須賀シーガルズのOGで、社会人になった後にやっぱりアメリカ留学したいと気持ちが増して、自分のアクション・アプローチだけで短期大学の奨学金を得て、留学した人もいます。


一問一答で答えやすかった官野碧生ちゃんからのお問い合わせで締めたいと思います。

・ごはん美味しいですか→日本の食事は一番です
・普通にスマホ使えますか?→普通に使用できます、短期間の旅行や長期でも現地でSIMを買うまでの繋ぎの利用でも楽天モバイルがおすすめです。
・移動手段は何が多いですか→場所によると思います、ミシガンは基本的に車移動が主です。
・お金はどうしてますか→今回は3万円分ドルに替えといて、クレジットも併用して使っていました。
・娯楽はなにがありますか→自分が楽しめばなんでも娯楽!!!

これまでのところは実際に私が感じたこと聞いたこと、ミシガンでのことなので、全部がアメリカの状況・環境に当てはまるわけではないので、その点はご理解ください。
実際に行ってみての一つの情報として受け取ってもらえると幸いです。


起承転結の流れが整えたところで、最後の締めはやはり最初に記したことを大事なのでもう一度伝えます!


アメリカ(海外)に行って感じることが一番だから、ぜひ行ってほしい!と言うことです。

そして、その上でアメリカ(海外)に留学してサッカー・勉強をしたいと思った選手に最も大事で絶対に持っておいてほしい要素は3つです。
□ 学力
  ・英語力(トーフル61点以上(30点満点の4カテゴリー))
  ・学業(評定平均最低でも4.0以上、4.5以上が望ましい)
□ サッカーの高いパフォーマンスとそれに伴う結果
□ 本気の覚悟と気持ち


この3つがあればアメリカの大学に留学するチャンスを掴める機会は必ずあるし、
実際に行った後に状況・環境が変わったとしても挫折することなく成長できると思います。

それでは、これにてアメリカ便りは一旦冬眠です。
ご熟読ありがとうございました〜!!


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