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今日の一枚「夜明け」笹川美和
おはようございます。
新潟から大阪に移り住んで一年が経ち、少しは都会に慣れてきたような気もしますがいまだに関西弁には慣れず、新潟弁も抜けず。。。
職場の人からは新西弁やな(新潟弁と関西弁が混ざってるな)、と言われます。
はいー
今日の一枚は新潟が誇る歌姫、笹川美和の3枚目のアルバム「夜明け」です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1712024866603-slLvCcHNu8.jpg?width=1200)
曲目(太字はおすすめ曲)
1.夜明け
2.向日葵
3.いりませんか
4.流れ星
5.桔梗
6.緑
7.流してしまおう
8.無情
9.誘い
10.宿るな
11.光とは
12.紫雲寺
あくまで僕個人の意見ですが、楽曲の良さと知名度が釣り合っていないアーティストランキング1位なんじゃないかと思う。(失礼極まりない発言)
大好きなアーティストなのですが地元新潟でも知っている人に会ったことがありません。もっと知ってほしい。
CM曲やドラマ主題歌なども手掛けているのでなにかで聴いたことがある方もいるかもしれません。
キリンビバレッジ「小岩井純水果汁」CMソング
彼女の歌のテーマは人と人、愛について歌ったものが多いかと思いますが、唯一無二の歌声はもちろんのこと古き良き綺麗な日本語の歌詞、ロック、バラード、果てはアイリッシュなどの民族音楽まで多彩なアレンジに彩られた楽曲が魅力です。
アイリッシュなアレンジであるにも関わらず目を閉じれば日本の美しい原風景が浮かぶ不思議。
あるイタリアの彫刻家は言いました。
どんな石の塊も内部に彫像を秘めている。
それを発見するのが彫刻家の仕事だ。
笹川美和の楽曲に対するアレンジのアプローチも、その楽曲が本来持っている姿を彫り起こさんとするかのような執念じみたものを感じます。
新潟生まれの僕としては、特に最後の「紫雲寺」という曲が大好きです。
彼女が育った旧紫雲寺町、現在の新発田市にあたる地の海岸から見える景色を歌った歌で、
日本海に沈む夕日とオレンジに染まる海岸、そこから見える佐渡ヶ島。
![](https://assets.st-note.com/img/1712058778973-phEgVeQoDw.jpg?width=1200)
新潟県民なら誰しもが馴染みのあるそんな風景と遠くから聞こえる祭囃子にたまらなく愛おしい気持ちになります。
さあ行こう あの場所へ
粟島と佐渡ヶ島 見える防波堤の上へ
さあ行こう あの場所へ
四つ並ぶ煙突が 見える防波堤の上へ
君とあなたとあたしとで行った 防波堤の上へ
茜色に染まる海 三日月が上浮かぶ海
黄色に染まるこの場所にゃ
全てがあるのさ紫雲寺
大阪に来て故郷がさみしくなることも多々ありますが、彼女の歌が新潟の風景を思い出させてくれるおかげでなんとか頑張っていけるのです。
いかがだったでしょうか。
最近投稿に慣れてきたこともあって、かなりイキった文章(ミケランジェロのくだりとか)になっているかと思いますが自覚はありますので温かく見守っていただけたら幸いです。
新潟県民もそうでない方もこの記事を見て少しでも気になっていただけたら、笹川美和の歌を聴いてみてください。
閲覧いただきありがとうございました。