僕がTOMOOを好きな「理由」を考えてみた。邂逅~初ライブ編
おはようございます。
みなさんはTOMOOというシンガーソングライターをご存知ですか?
TOMOOさん(以下敬称略)は今年に入ってTVドラマやCMなどで楽曲が起用されたり音楽ランキング上位に入ったりと注目を集め、今年のネクストブレイク筆頭と言われているアーティストです。
街中で曲が流れる機会も増えたので、知らなくても曲は聴いたことがある方もいるかと思います。
僕はTOMOOの歌が好きです。
一番好きなアーティストは、と聞かれたら迷わず彼女の名前を言います。
ですが、”なぜTOMOOが一番好きなのか”はあまり考えたことが無く漠然としていました。
好きであるのに理由はいらない、と言ったりもしますが”一番好き”であるからには、他の好きなアーティストにはない”何か”があるに違いないと僕は思いました。
そこで、TOMOOの歌に出会った日から今までを振り返れば好きな”理由”が少しでも分かるのではないかと思い記事を書くに至りました。
今回は紹介記事ではなく、僕の中での備忘録(書き殴り)なので説明がなく分かりづらいかと思いますがあしからず(普段が分かりやすいわけではないが)
1.邂逅
僕がTOMOOの歌に出会ったのは今から6年前、忘れもしない2017年12月2日。
その日は週末休みということもあり、タワレコでCDを物色していました。
いつものように試聴機で新譜を聴き、それから店内をまわって棚を眺めていたら背後から何やら視線を感じました。
振り向くと、まっすぐにこちらを見つめる瞳と目が合いました。
正直かわいいなー、と思いました笑(理由判明、証明終わり)
なんだ結局顔かいな。
まってください、言い訳をさせてください。
確かにアートワークのきれいな顔に購買意欲が湧いたのは事実ですが、それだけで購入を決めるほど僕の判断基準は甘くないです。
かわいい女の子のいわゆる顔ジャケはこのCDに限らず他にもたくさんありますがこのジャケ写からは他とは違う”何か”を直感で感じたんだと思いますたぶんきっと。
ん?...…やっぱり顔か?
直近で本人が売り込みに来たのか、CDの横には直筆コメントが掲げてありました。
「秋のきらきらと憂鬱が詰まった内緒の日記みたいなアルバムです」
記憶があいまいですが、確かそんな内容だったと思います。
このコメントに僕の購買センサーが過敏に反応して購入を決めました。
僕は突き抜けて明るくハッピーな曲よりも、多少のメランコリーを孕んだ曲の方が好きだからです。
帰りの車の中でさっそく聴いてみました。
1.地下鉄モグラロード
タイトルを見て個性的だなーと思いながら再生。
TOMOOの歌の第一印象は”思っていたよりもずっと低い声だな”でした。
もしかしてファンモンのジャケみたいにジャケ写の人は本人じゃないのかな、とも思いました。(失礼)
地下鉄に乗っている間は、地上であった憂鬱なことを少し忘れられるけど駅についたら地上に戻っていくように嫌な現実から完璧に逃げれる場所はどこにもないよ。と歌い、逃げてばかりじゃしょうがないとやさしく背中を押してくれる曲でした。
芯のあるきれいな低音ボイス、直筆コメント通りの、楽しげな中にも小さじ2杯くらいの憂鬱を感じる歌詞にこれは結構いいアーティストを見つけたかもしれないと1曲目を聴き終えて思いました。
2.レモン
イントロが鳴って、あ、好き。となりました。
僕が小さい頃、親の車でずっとかかっていたユーミンのような馴染みのあるサウンド。
少ない言葉で鮮明に心象風景を描写する歌詞。
明るい曲調の中にも見え隠れする影。
聴いた当初は「レモン〇個分のビタミンC!」という宣伝文句が頭をちらつきました笑
自分の気持ちを1個のレモンに例えるセンス。
聴き終わるころには僕の予感は確信に変わっていました。
3.Friday
踊りたくなるような楽しい曲。
楽曲の完成度の高さに驚きました。
金曜日と某週刊誌を掛けて、華金のウキウキと二人の逃避行をうまく表現している歌詞がすごい。
4.ネリネ
今までと変わってしっとりバラードな曲。
Aメロ、Bメロ、サビとそれぞれで違う表情を見せる彼女の歌声の豊かさに驚きました。
この曲でネリネという花を初めて知りました。
5.What's Up?
跳ねるようなイントロのピアノが印象的な曲。
自然とアルバムの終わりを告げるようなエンドロール感のある曲調で伸びやかな声が気持ちいい。
通して聴いた中で一番好きと感じた曲です。
ジャケ買いのアルバムだったのでそこまで期待せずに聴いたのですが、聴き終わった頃にはすっかり虜になってしまいました。
その日はこのCDの他にも何枚か買っていたのですが、ビニールも開けずにこのCDだけを何回も繰り返し聴きました。
気になってTOMOOで検索をかけて彼女のことを調べると
ピアノ弾き語りのシンガーソングライターと出て、彼女がピアノを弾いていたことを知りました。そしてアートワークが本人だったことも。
さらになんと翌日の日曜に地元新潟でライブをするという情報を見つけて(地方民にとっては奇跡のようなこと)、これは運命だ。行くしかない!と当日券でライブに行くことを決めたのでした...…
2.初ライブ
ライブ当日
その日は朝からYoutubeで彼女の過去曲を聴いたり、アルバムを聴いたりして過ごしました。
アルバム以外の曲も、どれもが素晴らしくライブが一層楽しみになりました。
会場のGOLDEN PIGSはゴルピの愛称で親しまれている地元の数少ない中規模ライブハウスで、好きなバンドのライブなどでよく来ていました。
会場に入ると物販コーナーに座るTOMOOさんご本人の姿が見えて、昨日知ったばかりなのに本物だ!となりました笑
ライブ前でしたが、さっそく物販で前作Wanna VのCDとワンマンライブのDVDなどを買いました。少し話はしたと思いますが、緊張で覚えてません笑
ライブが始まって他の演者の演奏を聴き、いよいよTOMOOの番になりステージにセットされたピアノの前に彼女が現れました。
演奏が始まるとアルバムで聴いたバンドスタイルとはまた違った、ピアノ一本で弾き語る彼女の歌に心を打たれました。
すごく不思議な感覚だったのですが、彼女の歌と演奏から広がる鮮明な景色が本当に”見えた”ように感じ、同時に包まれるような安心感を抱きました。
のちにラジオでTOMOOさんが「音楽で人を抱きしめたい」と語っていたのを聞いた時は体現なさっている!と本当に驚きました。
TOMOOの演奏が終わり、メインアクトの小口さんの演奏になるとステージを見ていた僕の横に同じくステージを見つめるTOMOOさんの姿が。
どうしたものかと迷ったあげく思い切って声をかけ、ライブの感想を言った後少し話しましたが緊張しすぎて全く覚えていません。
ライブが終わり、抜けない余韻に浸りながら帰りの車でWanna Vを聴いてBlink EPとはまた違うTOMOOの一面に驚かされました。
帰宅後、買ったDVDを見てまだ知らない曲がたくさんあったことを知り、その一つひとつが本当に素晴らしい曲でした。
僕の中の音楽史に革命を起こしたTOMOO。
たった2日ですべて塗り替えられてしまったかのようでした。
そんなこんなでTOMOOに一生ついていく宣言をした僕は、Blinkツアーファイナルの渋谷公演にも行くことを心に誓ったのでした。。。
今回はここまでにします。
好きな理由については、まだうまくまとめられないですね。
ただの顔ファンなだけなのか...…?
次回はTOMOO遠征編です。
閲覧いただきありがとうございました。