【JASPと統計 その0】JASPというフリーの統計アプリについて
JASPというフリーの統計アプリがあります。面白そうなので弄っていこうかなと思います。その備忘録ということで。
なお、JASPについては完全に初心者なので、説明や用語が正しくない部分があるかもしれません。その場合は、ご指摘頂けるとありがたいです。
JASPというフリーの統計アプリが、少し話題です。フリーといえばEZRの方がよっぽど有名で、本屋さんでも本はいろいろ並んでいるし、Web検索でもたくさん出てきます。まあ、話題だけどちょっとマイナーなのかしらん。
JASPが話題になっているのは、以下の2点だと思います。
1.ベイズ統計に基づいた分析ができる
2.SPSSに似ている
1.については、手軽にベイズ統計による検定とかができるアプリがないんで、それは尤もかなと思います。ベイズ統計、機械学習とかの流れで流行ってますよね。いずれは触れようかなと思います。
2.については、ネットで見かける「フリー版のSPSS」みたいな表現には違和感を覚えます。そっちならPSPPというプロジェクトがありますし。
JASPとSPSSの決定的な違いは、JASPがRで動いているということです。そこはEZRと同じということですね。SPSSは、自前のシステム(プログラム)を持っています。
それでも画面や操作方法から、SPSSっぽさを感じる人は多いのだと思います。開発はアムステルダム大学の心理学部が中心になっているということなので、心理学系で人気のあったSPSSに似ているというのは、そういうことなのかもしれません。それでも、見た目の細かな部分や操作方法はいろいろ違っています。
そう、いろいろ違うのに似ていると感じるのは、雰囲気なのだと思います。JASPはSPSSっぽい雰囲気があるのでしょう。そんなわけで、特に目的もなくJASPを弄ってみようかなというのが、これから書く記事の趣旨です(笑)。自分の備忘録ということで、何本か描いていきたいと思います。
この記事おしまい