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コンテンツ東京&NewTech Weekに行ってきた!
はじめまして!
ジーズアカデミー TOKYO LAB17卒の「なかじ」と申します。
本投稿は、G's ACADEMY 脳内アウトプットしてみた編 Advent Calendar 2024 の2日目に向けて投稿した記事となります。
先日、コンテンツ東京とNewTech Weekに行ってきました。
XRやAI方面での出展がメインのイベントだったので、「これは最近の市場動向や技術を知るチャンス?!」と思い、幕張メッセに足を運びました。
最寄りの海浜幕張駅で降りると、周囲は佐々木郎希選手一色!!
幕張は、千葉ロッテのお膝元であることを再認識いたしました。。。
余談はさておき。
今回はイベントレポートとして、コンテンツ東京とNewTechWeekで、「個人的に面白かった展示 3選!」を紹介していければと思います。
φ(・ω・ ) カキカキ
イベント概要
< コンテンツ東京 >
開催期間:2024年11月20日(水)~2024年11月22日(金)
開催場所:幕張メッセ
展示内容:XR
< NewTech Week>
開催期間:2024年11月20日(水)~2024年11月22日(金)
開催場所:幕張メッセ
展示内容:生成AI、ブロックチェーンなど
会場の雰囲気としては、やはりAI関連がホットな印象でした。
一方で、XRやブロックチェーンなどのブースの規模が小さめな印象でした。
業界の方に伺ったところ、実際にそういう傾向があるそうでして…
背景としては、XRやブロックチェーンを用いて継続的なビジネスを成立させていくのは難易度が高いため、以前に比べて、熱が落ち着いてきているとのことでした。
個人的に面白かった展示 3選!
どの展示も面白かったのですが、個人的に面白かった展示を3つ紹介したいと思います!
・WOVN.io(Wovn Technologies株式会社 /AIブース)
参考URL:https://wovn.io/ja/
専用のスクリプトをコードに埋め込むことで、Webサイトやアプリの多言語翻訳を行ってくれるサービス。
仕組みとしては、ざっくりこんなイメージだそうです。
WebサイトにWOVN.ioに関するスクリプトを埋め込むと、クローラーがサイトのコンテンツを取得して、WOVN.ioのデータベースに格納。
WOVN.ioの管理画面で、取得したサイトのコンテンツをAIで翻訳し、WOVN.ioのデータベースに格納。
Webサイトで多言語表示する際は、WOVN.ioのデータベースから、②の翻訳したコンテンツを取得して、表示する。
このサービスのメリットは、②で使用するAIをカスタムすることで、業界の専門用語を精度よく自動翻訳できる点とのことでした。
AI関連の製品は「プロンプトで簡単、作業を効率化!」という内容が多いイメージだったのですが、今回WOVN.ioを知って、「こういうAIの活用の仕方もあるのか!!」と感じまして、個人的にとても印象に残った展示でした。
・ARpedia(Woongjin Thinkbig Co.,Ltd. / XRブース)
参考URL:https://avrjapan.shop
絵本とタブレットで表示するARコンテンツを用いて、インタラクティブに英語学習しようという製品。
卒制でARを使っていたこともあり、「ARを面白いコンテンツに昇華するには、どうしたらいいんだろ」とよく思っていたのですが…なるほど、こういう形で製品にすることができるのか…!!
ARpediaの遊び方について、下の動画を見ていただくとイメージを掴めると思いますが…専用のキリン柄の台座にタブレットをおき、絵本を台座の近くに持っていくと、タブレットのカメラが絵本を認識して、ARコンテンツが表示される感じになっています。
ここで疑問だったのが、「タブレットを立てて置いているのに、どうやって平置きの絵本を認識しているのだろう…?」というところ。
実はこれ、台座に工夫があるそうで…台座上部(キリンの頭のところ)を鏡にすることで、鏡を通して平置きの絵本をタブレットのカメラに認識させているとのことでした。
実際に遊んでみると大人でも楽しく遊べて…「甥っ子にプレゼントしたい!」などと思いながら、展示スペースでめっちゃ遊ばせてもらいました。
海外では既に販売しているそうで、日本では今年12月から販売を開始するそうです、楽しみ!!
・行動解析デジタルツイン(株式会社セック / XRブース)
行動解析というと「色んなセンサーを用いながら、ある施設での被験者の行動を解析する」非常に大がかりなイメージだったのですが…株式会社セック様で試されていた行動解析の手法は、「3Dと画像認識を使うことで、カメラ1台でリアルタイムに行動解析を行う」というもので、とても興味深かったです。
関連資料がWeb上にあまりないので、うまくお伝えするのが難しいのですが…仕組みとしては、ざっくりこんなイメージです。
当該施設の3Dモデルを作成する。
当該施設にカメラを設置し、画像認識を用いて被験者の顔の向きや位置を取得する。
画像認識で得た情報をもとに、3Dモデル上に被験者の骨格モデルを表示する。(15fps程度の動きとして、リアルタイムで画面に反映される。)
3Dを用いて何かするというと、ゲームとかを考えがちですが、今回のように行動解析といったマーケティング分野でも活用できるというのが、とても勉強になりました!
最後に、イベント参加のススメ!
G's ACADEMYのCREDOの1つに「好奇心で自走せよ」とありますが、この解釈の1つに「自ら進んで情報をキャッチし、活かしていく」という解釈があるのではと、私は思っています。
つまり「イベントに積極的に参加して、情報をキャッチする」ことは、G's ACADEMYのCREDOに沿った行動に他ならないということです。
ありがたいことに、エンジニア界隈は「情報の交流」が非常に活発な文化であり、今回のような大規模な展示会だけでなく、勉強会やLT会など日々様々なイベントが開催されています。
ということで、最後に一言。
「みんな、イベントに積極的に参加しようぜ!!」