記憶の優先順位

どうやら、私は記憶力が人より優れているようです。

同級生の友人に小学生の頃のおもしろエピソードなどを話しても、大概忘れられています。「なんでそんなこと覚えとん」という台詞を、これまで何度聞いたことでしょう。小学校を卒業したのは14年前ですが、14年前の記憶が鮮明に残っていると奇人扱いされます。

さらに、エピソードに登場する人物の台詞なども、一言一句覚えていたりします。誰しも消し去りたい黒歴史があると思いますが、私と同級生になったが最後、記憶に刷り込まれている可能性大です。でも安心してください、大っぴらに語ることはありません。なぜなら報復として自分の黒歴史を暴露されるのが恐ろしいからです。

ただ、5分前のことは一瞬で忘れます。バイトで先輩に頼まれたことも忘れて平気で無視してきました。14年前のことよりも、5分前のことの方が明らかに大切です。私の脳は、記憶の優先順位を完全に履き違えています。なので、私は何でもかんでもメモする癖をつけました。もはや、to do リストがなければ身動きがとれません。世の中からメモがなくなれば、腕にマジックで書く覚悟はできています。

画像は、昨日作ったグラフィックです。