RPA事例集について
▼はじめに
このnote記事は RPACommunity Advent Calendar 2021 の12/14担当分です。
こんにちは、かーでぃです。
2020年(昨年ですね)は、自分の中では激動の年でした。何が激動だったかというと…
20年務めた会社を辞め、新たな職場に移ったこと。
コロナで今までの常識が覆されたこと。
プライベートでも、いろいろありまして…
2021年(今年)は「まったり過ごしたい!!」と昨年末あたりは考えていました。
と・こ・ろ・が、今年は今年でいろいろありまして…2020年に引き続き激動の年でした…。
そんな中、ふと参加したRPALTの虜になり、勢いに任せて初LTに挑戦してみたり、勢いに任せてnoteを初めてみたりと、情報のINPUT/OUTPUTの場が増えたなぁ~という思いです。
来年も、今年に負けないぐらい情報のINPUT/OUTPUTの場を増やしながら、自分が勝手に思っている「RPAをもっと周知する使命」に注力していきたいと思い、この記事を書いています。
▼RPAに関する勘違い
現在、RPAを販売する立場で仕事をしています。よって、客先に訪問してRPAの説明をする機会が何度かあるのですが、RPAを正しく理解されているお客様が非常に少ないです。
RPAを「魔法の杖」だと思っている。
RPAでやるような「単純作業がない」と思っている。
「この業務だけ」RPAなんとかできればいいと思っている。
世の中にはRPAの事例など山ほど出ているにも関わらず、このような勘違いをされているお客様の多いことに驚きました。
▼提供者目線ではなく、利用者目線の情報提供
その1つの理由が、事例集などがRPA提供者目線で作られており、利用者側の目線になっていないものが多くあります。例えば、以下のようなケース。
「RPAを使い、年間20000時間の削減に成功」
RPAはそんなに効果が出るんだ、すごいな。
と思う反面、「何をどうした」から、それだけの効果が出たのかわかりません。ここに欠けているのは具体的な改善事例です。
どの業務で
どのような問題を抱え
RPAでどのようにしたのか
その結果どうなったのか?
事例に書かれている内容は全体像なことが多いため、経営層には刺さるかもしれません。でも、実際にRPAを導入・運用するIT部門や企画・総務部門では、導入後に何をしていいのかイメージすることができず、結果、「RPAは使えない」となってしまっている気がしています。
▼ピンポイントの活用事例
ということで、全体像としての事例集ではなく、実際にどのようにRPAで業務を改善したのか示す事例集が必要ではないか、と思い、少しづつですが動き始めました。
下記は、自分が実際にRPAを用いて改善した業務のBefore/Afterの図です。このように実際に業務を如何にしてRPA化して効果を上げたのか示す事例集を作って行きたいと考えています。
▼力を貸してください
前職時代に数本のシナリオを作っただけなので、それらを事例化することはできるのですが、それ以上ができません。
なので、もし同じような思いの方がいれば力を貸してください。皆さんが実際に構築したシナリオ、実際の業務で役立った経験が、RPA導入に躊躇されている方たちのヒントになればと思っています。
もし、力になってくれる方がいましたら、Twitterで気軽に声かけてください。
※この事例は、誰もがいつでも無償で使えるRPA事例集を目指しています。
▼最後に
RPAのみならず、DXでみんなの仕事が楽(幸せ)になればいいなぁ、と願いつつ、明日のひぐっちゃんに繋ぎたいと思います。