
AI JIMY Converterを使ってみた
こんばんは、かーでぃです。
いろいろありまして、シー・システムさんのご厚意で、AI JIMY Converterのライセンスを貸して頂きまして、色々といじってみたら、想像以上に面白かったのでnote記事にしてみました。
AI JIMY Converterとは?
AI JIMY Converterは、生成AIを活用した文字列変換ツールです。
アドインやソフトのインストールを行わず、Webページからコピー&ペーストですぐ使用可能です。
ExcelだけでなくGoogle Spreadsheet、業務システムへの組み込み、RPAとの連携など幅広いツールとの連携が可能です。
HPからの引用です。
そーなんです、生成AIを活用して文字列処理をしてしまうツールなんです。しかも、関数として提供され、パソコンにインストールすることなく使えてしまう、めちゃくちゃ便利なツールなんです。
エクセルだけじゃなく、Googleスプレッドシートにも組み込めてしまうので、表計算ツールの中で、難しいことをせずにアレコレできてしまいます。
AI JIMY Converterでできること
機能一覧は上記を見てもらうのが一番確実だと思いますが、機能が多すぎてよくわからないので…いくつかピックアップしてみました。
住所の正規化(住所の間違いを修正)
人名を姓と名に分割(苗字と名前に分割)
文字列から住所を抽出
キーワードから概要文を作成
名前を姓と名に分割とか、住所を抽出とか、こちらの記事で書いたことが、そのままAI JIMY Converterでも出来てしまいます
そりゃ、同じOpenAI APIを使うわけですから、同じこと、できますよね💦
AI JIMY Converterを使うためには?
まずアカウント登録が必要です。AI JIMYのポータルサイトにアクセスします。アカウントが無ければ登録しましょう!初めてアクセスした場合はライセンス登録等の作業が発生しますが、それはまた別の機会で記事を書きますね。
以下、既にライセンスがあることを前提に記事を書かせてもらいます。

ちなみに、利用料金ですがフリープランもあるので安心してください。

ログインをすると、以下のような画面になりますので、下の方にある、「AI JIMY Converter」の中にある「設定」をクリックします。

クリックすると、下記のようにAPIキーを入力する画面が出てきますので、OpenAI APIからAPIキーを取得して入力してください。
設定で必要なことは、ここだけです。
上記図に「PINコードを確認」とあります。これはシステムが自動的に払い出すユニークIDで、こちらで利用者を判断するものになりますが、ささっと触った感じでは、これを意識する必要は無いように感じました。

ちなみに、OpenAI APIキーの取得の仕方は、画面内にもリンクがありますので、こちらの記事も良かったら参考にしてください。
AI JIMY Converterを使ってみよう!
機能毎のコマンドがポータルサイト内にも記載があります。こちらはライセンスに紐づいたコマンド(先ほどのPIN番号を含んだ式)となっているため、実際に使う場合はこちらをご利用ください。

式(エクセルだと、'=WEBSERVICE("https://…')をコピペすると、参照先が「A2」になるので、そこは適切なセルなどに修正してください。
とりあえず、気になった以下の項目を試してみました。
文字列から住所を抽出(郵便番号無しの住所を抽出)
文字列から金額情報を抽出(000円形式で抽出)
キーワードからInstagramのハッシュタグを生成
同義語・類似語を生成
人名を姓と名に分割(姓を取得)
人名を姓と名に分割(名を取得)
文章を要約
英語を日本語へ翻訳
結果は、下記になります。
1行目の住所の抽出なんて、誤字(喜多区)を正しく「北区」と修正した上で抽出してくれてますからね!
個人的には、インスタのハッシュタグ生成が便利そう!

取り急ぎ、せっかくお借りしたライセンスでしたので、有効なうちにnote記事を書いてみました。
使ってみて感じたことは、生成AIをただのドキュメント生成機能として使うのではなく、判断や処理に使っているところに非常に好感が持てました。
個人的にも、こちらの記事やYoutube動画で、生成AIの活用方法を提案していますが、それに近しい内容でしたので、さらに深堀してシリーズものの記事にしていきたと思います!
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