RPA業務事例【医療関係】 ~調剤システムへの入力自動化~
※注意事項
こちらは実際に自動化をした事例ではありません。あくまでかーでぃが、調剤薬局の業務を聞いた上で作成した想像の効果です。
現状
処方箋を間違いなくシステムに入力するため、何重もの確認作業を行っている。
患者の個人情報や保険情報などを併せて入力しており、工数が掛かっている。
改善後
処方箋はOCRで読み取り、RPAで調剤システムに入力するようにした。
個人情報や保険情報は、紙への手書きからタブレットにすることで、RPAで扱えるようにした。
効果
調剤システムへの入力にミスが無くなったことで、何重もの確認作業が不要になった。
入力そのものをRPA化したことで、薬剤師が本来の業務を行えるようになった。
削減効果
3時間 x 2人 x 20日/月 x 12か月 = 1,440時間/年
追記(2022.02.02)
電子処方箋が令和5年1月から運用が開始されるとのことです。
運用が開始されると、上図の処方箋をOCRでデジタル化する箇所が、電子処方箋管理サービスから取得することになりますが、大きな流れは変わりません。また過渡期においては、紙の処方箋も併用となるため、まずはOCRでデジタル化し、処方箋の電子化に完全に置き換わるタイミングでOCRサービスを解約する流れになろうかと思います。