【日記】最初で最後のオフラインRageの忘備録
「シャドウバースの競技シーンは2024年春をもって最後とします」とアナウンスが2023冬にありました。結果大ウソつきなんだが
そうか、曲りなりにも少しローテ触ってオンラインならRageやJCGちょっとは顔見せしてたけどこれが最後なんだな・・・
記念に戦いに行くか・・・
こうして最初で最後かもしれない、ビヨンドではどうなるか分からないがオフラインRageに参加した時の日記を「今更」書きます
なんとなく?
HOS環境、握ったデッキは「狂乱V」「AFネメ」面白味のある構築では無い、ただAFネメはジャスパー抜きの風潮が出始めていたがあえてジャスパー3、なんならフェイクウィングエリーナも3。
誰が相手でも、何が対面でも必ず勝ってやるとその日だけは100%勝つ為のシャドバをすると決めていました。
当日
この当時、もう同じ時代を生きていた友達はほぼ居ませんでした。それでも会ってお話をしてくれた方は居ました、ありがたい事です。
ただ今日は遠くから海を渡って「シャドバで勝つ」為だけにここに来た。
今日一言も発さなくても誰と話が出来なくても俺は闘いに来た。
Day2出るのなんて前提だ、負けること考えてやるバカ居るかよ。
デカい口を叩きましたがその時の自分を取り巻く環境。
・BO3をやれる友達がほぼ居ない
・コミュニティ未所属
薄々はわかっていました、単純に試行回数、練習が不足し過ぎていると。練習をやり遂げてもう予習は済んだ、本番で勝つべくして勝つ。
そんな風に大会に臨みたかたったです。
ただ、俺には何もありません。ランクマッチというBO3とは別の環境で一人回しのように感触を確かめるしかない。
それで最初で最後かもしれない大会になったのも、自分の歩んできたシャドバ人生だから仕方ない。
ありのままで、0-2で砕け散ったとしても会場ではやり切った。
精一杯やろう、それしかないと臨みました。
強気な姿勢と弱気な本音が入り混じるものの、3-0で昼を過ぎました。
「やれるぞ俺、戦えてるぞ。」
ありのままをぶつけるしかなかったワリにはここまで順調でした。
4-1で最終戦にまでこぎつけました。
こんなローテーション素人、いやそれどころかシャドウバース素人、カードゲーム素人の自分が、沢山の人が昼過ぎに無念を抱いて帰っているその中で最後の試合まで出来ている。
ならば「頑張りましたじゃない」ここで勝つ。明日もまたここに来る。
最後の相手は名前は忘れましたがファイナリストを数多く輩出している名門チームの方。
今日こんなに戦えていた狂乱があっさりと敗れていく。しかしこの環境で一番強いデッキはこれだとこだわりは無しで連投する。想定内かのように何もかも返され、最短のターンで自分なりにやってきた全てが砕け散る。
4-2
あまりにもあっさりとここで終わった、Day1の大会もこれで終わり。有明の夕焼け雲はとても綺麗だった、悔しさに身を震わせたり泣いたり喜んだりもしなかった。
持っているもの全てを出し切り、そして終わった。
ここで涙を流して悔しがれるか、それとも満足で帰るのか。
それがきっと才能の有無なのだと思う。
こここそが大舞台に立てるのか、専業まで行きつくのかそれとも1ユーザーなのか、その線引きなのかもしれない。
俺は満足して帰った。
ビヨンドこそはと胸に秘めてはいたものの、やるだけの事はやった。充実してしまった。
悔いはありませんでした。
練習環境も交友関係もその時の自分以外のIFは無い。
だからといってその為だけに自分の性格を曲げる事は出来ない。
やろうとして、やってみて、出来ない事だったのだから出来ない。
2日目も関東滞在しましたが美味しいものを食べて帰路につきました。
おわりに
真剣勝負は本当に楽しい。
10-0で負けても、0-2で負けても
本気になれる事そのものが生き甲斐です。
もうシャドウバースの更新はありません。
ですが真剣勝負の出来る事柄をこれから先も自分は求めて
それが格ゲーなのか歌なのか声活動なのかビジネスなのかビヨンドなのかはわかりません。
お気軽に楽しむだけ、そんな付き合い方も良いと思います。
俺も時間つぶしにパチンカスやってお小遣いもらったりもします。
それでも今も自分は真剣に飢えている。
それさえあれば何も要らないほどに。
沢山居るDay1の敗退感想文でした、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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