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高田馬場のラーメン「渡なべ」は何故22年間もの長期に渡り行列店で有り続けるのか?


こんにちは…

Keraです…

今日の記事はdiaryでも良かったのかも知れませんが…

なんとなく2024年…

正確には2022年辺りからかな?

ちょっと2023年の夏の交通事故の怪我で「外傷性くも膜下出血」による「記憶障害」で「記憶喪失」なので定かでは無いのですが…

ラーメン店の倒産、廃業が相次いでいるのに一部のラーメン店に関しては行列が出来ていて待ち時間もかなりの時間になる店舗が多い事も事実…

では何故倒産、廃業する店舗が多いのに対し未だ行列の絶えない繁盛店が存在するのか?

その観点から経営とかラーメンに関してはど素人の私なりの考察を含め、ちょこっとcolumnにしての記事となります…

今日はラーメン屋さんでも好きなお店の一つの高田馬場のらーめん「渡なべ」さんに行って来ました…

何故かと言うと昨日2024/4/30日のXでのTweetでラーメンコンサルタントでも有名で有り「渡なべ」のオーナーの渡辺樹庵氏のこのTweetを見てしまったので…

らーめん「渡なべ」に関してはかなりの頻度で「限定」という名のラーメンを提供している事はラーメン通で無くともご存じの方は多いのかと思います…

今回の限定ラーメンはオーナーの渡辺樹庵氏が現在の高田馬場の「らーめん 渡なべ」を開業するにあたって最後まで2つのラーメンの間で悩んだと言うラーメンの1つの2024年の進化した限定ヴァージョンです…

らーめん渡なべ 限定「幻の渡なべ 2024」

そして今回の「幻の渡なべ 2024」が下記のラーメンとその価格です…

限定ラーメン:1.500円
大盛り:150円
チャーシュー増量:300円
合計:1.950円

ラーメン渡なべ 限定「幻の渡なべ 2024」(大盛り・チャシュー増量)

正直に言えばラーメンというにはかなり強気な価格設定ですね…

まあ現在では二郎系を抜かすと大体のラーメン専門店に関しては一杯で1千円を軽くオーバーする店舗の方が圧倒的に多い事から見るとそこまで高くも無いのかとも思いますが…

でも…

普通にラーメンの価格では無いと個人的には思ってしまう…

今回は大盛り&チャーシューを増量にしたので結果的に1.950円と言うちょっとした洋食屋さんでの一品の料理と同じ程度のお値段で…

まあラーメン店と洋食店を比較する事自体が少々時代錯誤的な面も有りますが…

で…

肝心のラーメンのお味は…

基本「渡なべ」さんの限定に関しては個人的にハズレたと言う記憶は醤油系のラーメンに関しては無い様子…

それは10年日記を読んでもわかるのですが…

味噌系と豚骨のラーメンに関しては個人的にあまり好きでは無いもので「渡なべ」の限定でも一回しか食べた事が無いので分かりませんが…

今回の限定の「幻の渡なべ 2024」に関しては本日が初日という事もあってか少々疑問も残ったお味でした…

その1番の要因はスープに関してのもので、油分がちょっと多過ぎる感じがして醤油のお味がスッと入って来ない事が1番の要因でしょうか?

「渡なべ」さんの限定ラーメンに関しては初日からかなり精度の高いラーメンも有りますが基本的には数日後に食べた物の方が美味しく感ずる事も多い事も多々有る様な…

なので今回のスープに関しては少し不満も?

麺に関してはスープにはマッチしてはいなかったのですが美味しかったです…

で…

300円のチャーシュー…

これはもう好き嫌いの問題でしょうが私にはあまり合わないお味でした…

ただ普通にラーメンのチャーシューとしてのチャーシューの完成度でなく本当に一品料理としても成立するぐらいに多分手間は掛かっている様子です…

チャーシューが上品で中までしっとりとしていて俗に言う良い肉を食している感じです…

多分普通にこの一品で提供されてもちょっとした居酒屋ならば500〜600円以上のお値段はするぐらいに完成度は高いチャーシューですね…

個人的にはあまり合わなかったのですが出来栄えは素晴らしいの一言です…

なので今回の限定の「幻の渡なべ 2024」に関してはスープさえもうちょっと醤油の味が活きていればとても美味しい一杯となったのかとも思います…

ただ…

これはもう個人の好き嫌いと言うか完全に好みの世界なので…

今回の「渡なべ」の限定「幻の渡なべ 2024」に関しての出来としては決してお値段が高いと言う感じは無くむしろ適正価格と言っても過言ではないと思う…

10年日記を見ると2023年にも限定ラーメンで「永福町 大勝軒」のお味を再現してさらに進化をさせた一杯を食べたと思うのですが…

それに関しては10年日記を見ると翌日に永福町の「大勝軒」に行って元祖のラーメンを食べて来ましたがむしろ元祖のお味では物足りないと記載してある…

この辺は流石にラーメン界ではとても有名な渡辺樹庵氏なので本当にTwitter(X)でも日々ラーメン行脚のTweetを発信しているぐらいに日本中のラーメンを食べているだけの事はあるといつも感心してしまいます…

以前の限定の「永福町 大勝軒」にインスパイアーされたラーメンは多分下記のものだと思われますが…
(もしかしたら画像が違うかも?)

「渡なべ」限定 (多分永福町「大勝軒」風)ラーメン

「渡なべ」限定ラーメン(多分、永福町「大勝軒」風にインスパイアーされたラーメン

渡辺樹庵氏は結構Tweetをしていますが渡辺樹庵氏の好きなラーメン…

昔の目標?

だったラーメンが永福町に有る老舗の「大勝軒」です…

私も永福町の「大勝軒」に初めて行ったのは今からもう35年ほど前でしょうか?

ちょっと2023年7月の交通事故で「頭蓋骨骨折」と頭部打撃で「外傷性くも膜下出血」による「高次脳機能障害」で「記憶障害」になってしまいまして…

現在も「記憶喪失」状態ですのでこれは10年日記に記載されていた事から35年前に以前勤めていた企業の仕事でしばしば永福町の近辺に仕事で行っていた…

その際に仕事で行っていた先の取引先の方に連れられて多分取引先の企業から歩いて10分程度のところに「大勝軒」が有り行ったのが最初でしょうか…

そしてその味の旨さにその後は仕事でなくとも日常的に通っていたと有る…

大勝軒と言う名の付いたラーメン屋さんは結構多いのですが永福町の「大勝軒」のお弟子さんかな?

その方々が経営している「大勝軒」は多分今は20店舗に満たないぐらい?

これもまた以前の仕事の関係で新中野の鍋屋横丁に有った「大勝軒」は永福町「大勝軒」の系列かは分かりませんが個人的には永福町の流れの「大勝軒」のお味よりもより好みで多分新宿から近場で言えば醤油系では一二を争う好きなお店でした…

ただ…

先日鍋横の「大勝軒」に行こうかと思っていたら…

たまたま10年日記を見ていたら数年前に店主の高齢に伴ってやむ無く閉店したと記載してありショックでした…

閉店、廃業するラーメン屋と繁盛しているラーメン屋の差は?

正直に言うと今何故こんなにも閉店、廃業しているラーメン屋さんが多いのか?

それは多分ですがただ単にお味だけの問題では無いのかと思っています…

だってラーメン屋さんの閉店、廃業が相次いでいるのは本当にこの数年ですから…
(多分…)

この数年でラーメンを食べる人口が激減しているとは思えない…

下記は私が推測するラーメン店の閉店、廃業の傾向…

1.経営が分かってなく原価に対しての販売価格が安過ぎる。
2.どこにでもある味のラーメン。
3.ラーメン店の乱立。

上記の3つが主な原因かと思っています…

1.に関しては元々の原価計算がずさんでそもそもラーメンに限らず経営能力が無い経営者のお店が閉店、廃業している様に思います…

ラーメン屋さんと言えどもやはり経営の能力はとても重要な事項の一つで大きなファクターの一つです…

この記事の最初の方でらーめん「渡なべ」の限定「幻の渡なべ 2024」の価格を見てもらえれば一目瞭然ですね…

普通の感覚で考えればラーメン一杯に1千円以上を出すのは正直高過ぎると個人的には今でも思っています…

ですが昨今の人件費に材料費や光熱費の高騰などの要因などを考えたら本当にメンマとネギだけの醤油ラーメンでも一杯800円程度は出さないと儲けが出ないのかとも思う…

ただ普通の方はそんなラーメンを食べたいかと言うとそうでも無い様な気もする…

まあ醤油ラーメンに関して言えば個人的には具は下記の物が乗っていた方が良いと思う…
1.ネギ
2.メンマ
3.チャーシュー
4.味玉(これは完全に私の好みですが…)

上記の1.〜3.までを乗せて販売してもキチンと出汁から取って醤油もある程度の物を使用すれば普通に一杯の価格は1千円程度で採算が取れるラインかと思う…

1.のネギに関しては切るだけですがネギを切るにも人件費が掛かって来るし野菜の価格の高騰なども年に度々起きている…

2.のメンマにしても出来合いの物を袋で買ってそれを乗せるだけですがメンマにしても出来合いの物でもピンからキリまでのお値段の物が有るのでお値段はそれによって変わって来ます…

それをキチンと自分の店で作って味付けをするとなると材料費に光熱費、人件費が掛かって来る…

3.のチャーシューも上記の事と同じ…
でも最近のお客さんは結構舌も肥えているので薄っぺらいチャーシューのお店ではお客さんは入らない事は容易に想像出来る…

4.に関しては完全に私好みなのですが上記の1.〜3.と同じ理由ですね…

そしてこれは推測なのですが元々のラーメン屋さんの店舗数よりもこの10年程でラーメン屋さんが乱立している事も一つの要因でしょうか?

そこに例のウィルスの影響でラーメン店って結構深夜営業していたお店も多かったはず…

ですが例のウィルス以降は元々深夜営業していたお店も深夜営業を辞めてしまったお店も多数で私の行くお店でも未だに深夜営業をしているのは歌舞伎町の「利しり」ぐらいでしょうか?

上記の様な要因が複合的に重なって体力の無くなったお店の閉店、廃業が今になって出始めている感じがしますか?

何故らーめん「渡なべ」は22年もの長期に渡って今も繁盛店で行列店なのか?

これは個人的な感想と言うか感じた事なのですが…

らーめん「渡なべ」が未だに繁盛店で行列店なのか?

その1番大きなファクターはズバリ「限定ラーメン」に有ると思っています…

らーめん「渡なべ」濃厚豚骨魚介らーめん

濃厚豚骨魚介らーめん

多分10年日記を見ると私が初めて「渡なべ」に行ったのはオープンして間もない頃です…

最初は本当に美味しいと思いましたが…

商品名に濃厚と記載されている様に実際には一回食べに行くと次はしばらくは良いかな?

って感じのお味です…

本当に初めてこのラーメンを食べた時はちょっとした衝撃で多分2週間で3回ぐらい行った気がします…

ですが私には少し濃厚過ぎて…

「渡なべ」がオープンして間もない頃の私はまだまだ食べても食べてもと言うほどの大食漢でしたが…

そんな私でもオープンしてから数ヶ月でこのお味には言い方は悪いのですが飽きてしまった…

なのでその後数年は年に1〜2回ほどしか「渡なべ」には行っていなかった…

でも…

またよく通う様になった原因はズバリ「限定ラーメン」です…

オーナーの渡辺樹庵氏は本当にラーメンに対する考えやそもそもラーメンが大好きな事もあるのでしょうが…

多分Twitter(X)をしている事を知ってからは見ていますが本当にラーメンに対する情熱が凄い…

私もラーメンは大好きな部類に入りますが…

とてもでは無いですがほぼ毎日の様にはラーメンは食べられる自信が無い…

Twitter(X)を見ていても本当によくこれだけの長期間に渡ってラーメンを…

しかもほぼ毎日に様に食べられるものだとある種脅威とさえ受け取ってしまうぐらいにほぼ毎日の様にラーメンを食べている…

そこからインスパイアされたラーメンを研究しさらに改良を加え自分のお店で「限定」としてオリジナルを超える物を作って提供してしまっている…

これは本当にね…

ここまでしているラーメン屋さんが他に有るのかと言うと私は存じ上げない…

どんな業界でもそうですが好きで好きでたまらない物を研究し、そこに自分なりの解釈を付け加えて販売をしていれば…

そしてその方向や解釈が正しければ自ずと結果は付いてくるのかとも思う…

これは推測でしか有りませんがもしも「渡なべ」が「濃厚豚骨魚介らーめん」とその「つけ麺」のみでの営業で有ったのならばもしかしたら現在の様に未だ繁盛店で有ったとは考えにくいとも思う…

どんな世界でも同じですが…

オリジナリティーはとても大切…

ですがそこだけにこだわっていては先細りしか未来は無いのかとも思う…

あくまで強固なオリジナリティーを確立した上での新しい事をやって行く事がどの業界でも言える事でしょうか…

なので何故「渡なべ」が22年もの間繁盛店として継続して居られるのか?

答えは言うまでも無いでしょう…

正直に言ってしまうと…

多分「渡なべ」のオリジナルの「濃厚豚骨魚介らーめん」に関しては2023年は10年日記を見ると一杯しか食べていない…

この様な私の様な方が多数を占めればいくら上質な材料を使って尚且つラーメンがいくら美味しくても…

流石に22年間もの長きに渡っての繁盛店、行列店という地位は無かったとも思う…

まあね…

本当に経営に関してはど素人で尚且つラーメンは好きでもそこまで詳しくは無い私が考えるとすると…

らーめん「渡なべ」がいくら最高級の材料を使用し最高のラーメンを提供していても…

正直「濃厚豚骨魚介らーめん」だけでの営業で有ったのならばここまで長きにわたり繁盛店で行列店で有ったかどうかは不明でしょうか…

まあね…

言ってもど素人の私の考えなので…

上記に書いた事が当たっているとも思えず…

ただ単に思った事を書き連ねただけなので…

一つの考えとしてこういう考えもあるのか?

とだけ思ってお読み頂ければ幸いです…

by Kera 2024/5/1 Wednesday