プライドとこだわり
この2つは、似て非なるものだと思っておりまして。
いま僕がいるところは、基本的にみんな僕よりかしこくて、能力が高いです。
ついていくのに必死です。当たり前のように進んでいく物事を理解するために、僕はいつも頭をフル回転させてます。
ただ、そんな方々にも、僕からすると付け入る隙があります
その隙は、プライドといいます。
自分はできるやつだ。という自信。
それは、時に最適解を見つける邪魔をします。
みんながそうだとは全く思いませんが、かしこくて、自分でなんでもできてきた人は、
挫折を経験したことがなかったり、1つのことに集中してそのことしか見えなくなったり、他の人に頼らず全部1人でやろうとしたりするなと思うときがあります。
でも、1人でできることって限界があるので。
他の人だってみんな、それぞれ、"できる"と僕は思ってます。
少なくとも、自分にないもの、考え方、価値観があって。
そんな他人を認めて、頼りながら進めるほうが、最適解に近づくんじゃない…?と思っております。
"正解"と"最適解"は違うので、答えは時と場合によって変わります。
どれだけ正しいとしても、
受け手がどう思うか。
実際に実行するメンバーが受け入れるか、
理解しているか、
そんな要素も大事なので、革新的ななにかを考え出したとしても、それが一部の人にしか理解できなかったら、誰にも理解されなかったら、それは、その場では正しくないのかもしれません。
他人が理解できて、共感して、実行したい。と思って初めて、すごい!と僕は思います。
…という、"こだわり"が僕にはあります。
これもまた、最適解じゃない時も往々にしてあって。
例えば、早急に答えを出さなければいけない場面では、みんなの意見を聞きながらタラタラ進めてる時間がないので、
自分が正しい!と思う人がみんなを引っ張る方がきっと正しいです。
(僕は結果が全てだと思うので、このやり方に近い手段を選ぶ時も全然あります。)
なので、なにが言いたいかというと、
何事も、バランスなんだろう。
(≒偏りすぎないことが大事なのだろう)
と僕は思います。
そんでもって広告なんて、かしこい目で見てる人なんてほぼいないんだから、
伝える仕事なんだから、
かしこくない人にもチャンスが転がってるんじゃないかな、と思います。
たとえ自分が思いついたわけじゃなくても、
"かしこい考え"を、人に伝えられるように、
みんなの意見を聞きながら、
いろんな工夫を凝らして、
"うまく伝えられる人"になりたいです。