けーぽんメルマガ 第150号
こんにちは
昨日は、一年半前まで一緒に仕事をしていた、美容室の後輩2人ともんじゃ焼きを食べに行ったけーぽんです。
3人でお互いの近況報告をしながら楽しい時間を過ごしてきました。
この2人とは美容室にいる時からよく一緒にご飯を食べに行ってたくさんお話しをしていたんです。
2人とはもう20年ぐらい一緒に仕事をしていました。
それこそ自分の親よりも長い時間、一緒に過ごした関係性です。
でね、お話をしながら気づいたんですけれど
関係性というのは過ごした時間の長さではないなということ。
実はね、この2人と一緒にご飯を食べるのは久しぶりだから、けーぽんはどんな話しが出るか少し楽しみだったんですよ。
楽しみにしていたのは2人の感じていることの「本質」を聴かせてくれるかなということ。
でもね、会ってみたら思ったほどではなかったんですよ。
まあ、普通の飲み会的なことでいえば、誰かの愚痴や悪口も出ないからとっても過ごしやすいし、楽しい時間ではあるんですよ。
でも、2人は無意識のうちにたくさんのブロックを持っていたんですよね。
「こうあるべき」とか「出来ない自分を責める」とか、えーと、例えるなら「うまく燃えていないたき火」みたいな感じなんですよ。
「こんなことを言ってはいけない」「こんなことをしてはいけない」「自分はこうでなくてはいけない」
たき火のなかにそんなブロックがたくさん置かれている感じがしたんですよ。
「自分の本当の思いにわざと気づかないようにしている」
そんな感じがしたんですよね。
まあ、そうすること自体が自分自身を守るブロックの役割をしてくれているんだなと思いました。
磯にいるサザエが硬い貝殻で自分の身を守っているのと同じです。
外にはたくさんの敵がいるから、硬い殻で自分の身を守っているんです。
でもそれは、誰が悪いわけでもないんですよ。
社会が悪いわけでもないし、2人が悪いわけでもない。
それは2人がそれぞれに住んでいるパラレルワールドの設定がそうなっているから。
けーぽんのパラレルワールドには敵がいないから身を守る必要がないんです。
けーぽんの殻はすっかり退化してしまっています。
でも、2人のパラレルワールドにはまだまだ敵がたくさんいるんです。
その「敵」とは、実は自分自身で作り出したもの。
パラレルワールドの中では、思ったことが全て現実化します。
「敵がいる」と思ったらすぐに敵が現れてしまいます。
でも、敵がいる事が悪い事でもないし、殻がある事が悪い事でもないんです。
「重たい厚い殻で敵から身を守っている自分がいる」
その自分を俯瞰して見てみて、じゃあ、それをどうしたいか?
それだけなんです。
厚く重たい殻はそれがあるだけで身動きをとるのが大変です。
もし、もっと自由に動きたいならその殻はない方が動きやすくなります。
でも、自分の身を守ってくれる殻がないと不安。
だからこそ、自分は本当はどうしたいか?
それが大切なんです。
けーぽんは誰かのパラレルワールドを変える力を持ってはいません。
パラレルワールドは自分自身で作り上げていくもの。
自分の設定でいくらでも形を変えられるものです。
2人とはまた会う約束をしました。
次に会った時に2人のパラレルワールドがどうなっているか、見るのが楽しみなけーぽんです。