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本と珈琲 堺市駅

今日はオムライスを食べながら、新刊の本が無料で読める堺市の穴場カフェ『本と珈琲』に行ってきました。

ガリバタオムライス。ボリュームあって美味しかった

ここはものすごくローカルな暗くさびれた(失礼)イズミヤの中にあって、一見ただの本屋でいつも空いてるんですが、本屋さんと簡易的なカフェが併設してあって、オムライスとコーヒーを頼むと、本屋さん側にある本を3冊まで持ってこれるんです。(ジャンルに制限あり。コミックや参考書などはNG)

清潔な店内。いつも空いてます。

水曜日はオムライス頼めばコーヒーセット無料。ラッキー。

ガリバタマヨ。七味がおいしい。
薄めの卵に濃い味のガーリックライス
結構お腹いっぱいになります。

それで面白い本を見つけました。
ミーハーなので帯に惹かれて手に取ったよ。


-『センスの哲学』千葉雅也さん-

直感的、生来のものと捉えられがちな「センス」について、センスとは何なのか、どう向き合うべきかというお話。最終的には人生や生き方のところまで触れられています。

曰く「モデルの再現から降りることが、センスの目覚めである。」「大量のデータに触れると特定のモデルに固執しなくなり、こなれる」ことで「再現志向から降りる」ことができるようになると。

いないいないばあ は誰か(母親)の不在の寂しさを予行演習しているようなもの。それがサスペンスやエクストリームスポーツを楽しむ心理にもつながる。楽しいというのは問題を孕んでいる状態のこと…(意訳) など

おもしろい考え方でした。良き休日。
丁寧な暮らし もサスペンス。

何を見せられているんだ?!っていう映画に妙に心が動いちゃったりする理由も、なんだか腑に落ちる感じで説明されていた。全てのものはうねりとビート。
タレルの空間にサウナの外気浴みを感じたわたしの感覚も、まあ間違いではない芸術の楽しみ方だった!

何かを作る人には面白いかも。
休みの日にのんびり読むのがおすすめの本です。

他には文鳥と岡山のガイドブックを読みました。千代千代。


今日は帰ってブロッコリーを蒸します。アデュー