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エンゼルス、GAME110:最悪のタイミング

エステベスはそもそも絶対的な守護神ではない。

エンゼルスの110試合目は、最悪の結果になった。
0-1で先制点を許した後、味方に珍しく2本のタイムリーが出て2-1。
大谷の40号ソロHRで3-1。
9回は守護神エステベス。
まだBrSv(Brown Save、救援失敗)がない、とアナウンサーは頻りに言っていたけど、ちょっと前に9回に登場してノーアウト満塁にして降板、後続(確かウェブ?)が無失点に切り抜けてチームは勝ち、BrSvは確かにつかなかったけれど、そこまで絶対的な守護神ではないのがエステベス。

トレード期限直後の不運

トレード期限の8/1を過ぎ、大谷は残留が確定。
期限を前に先発ジオリトと中継ぎを補強。さらに有名ではないけどもう1人選手を補強し、ポストシーズンを目指す、としたものの、アトランタ・ブレーブスに1勝2敗と負け越した後の今日の試合でした。
3-1で9回を迎え、これがマリナーズ4連戦のGAME 1であることを考えると、絶対に落とせない試合。
そこでエステベスが逆転満塁HRを喰らい、そのまま3-5で敗れた。エステベスには今季初のBrSvがついた。

ポストシーズン進出の見通し

これでWCGB(ワイルドカードゲーム差)は4.0になった。
貯金は2に減り、WCGB対象チームは貯金10。
シーズン162試合のうち110試合を消化し、残り約1/3。
ポストシーズン進出のラインを貯金15とすれば、エンゼルスは残り52試合で貯金を13増やす必要があり、32.5勝19.5敗が必要になる。
AKI猪瀬氏が3ゲームシリーズを2-1で行く必要がある、と言っていたが、その場合は34.7勝17.3敗で、まぁ似たようなものであるがそのハードルよりやや低い。

ピッチャー大谷にも不安

ここ最近で言えば、ピッチャー大谷・バッター大谷についても、
「爪割れた」
「指にマメが」
「両ふくらはぎが痙攣」
「指の痙攣」
「腰に違和感」
などで途中降板や試合途中で代打を送られることが多く、そもそも大谷選手自体にもリタイアのリスクが顕出され始めている。

まぁ、大谷選手のファンからすると大谷選手自身がリタイアしてしまうようなら、エンゼルスがポストシーズンに進出するかどうかも割りとどうでも良い案件になってしまう訳ですが。
でも、途中でシーズン休むことになっても、ポストシーズンに復帰という可能性もあるので、やはりエンゼルスには地区シリーズにクリンチして欲しいところです。

個人的な願望

現在大谷選手のHR数は40でリーグトップ、ア・リーグでは2位の選手が29HRなので、11本の差。シーズンの残りが約1/3であることを考えると、40HRのままではホームラン王の可能性は少し低そう。
できれば休養を取りつつ、残り52試合のうち40試合くらいに出場し、10HRくらい上積みして、50HRくらいでホームラン王を獲って欲しい。
(もちろん驚異的なペースで打ちまくり、去年のジャッジの62HRを超えてくれても良いのだが)
松井選手ですらHR王に届かず、日本人のMLB HR王は、生きているうちに見られないのかもな、と漠然と思っていた身としては、日本人のMLB HR王が見れる(最後の?)チャンスかもしれない。ぜひ獲って欲しいものです。

なお、ジャッジ選手は今年60試合目までで19HRを放ちトップを走っていたものの、怪我の影響でその後42試合欠場。先月末に復帰したものの、現時点で20HRであり、大谷選手とは20HR差です。

今後の日程

※ 日本時間
7/28(Wヘッダー) vs DET
7/29〜7/31 3連戦 vs TOR(1勝2敗)
8/1〜8/3 3連戦 vs ATL(1勝2敗)
8/4〜8/7 4連戦 vs SEA (GAME1 負け)
8/8〜8/10 3連戦 vs SF
8/11 試合なし
8/12〜8/14 3連戦 vs HOU
8/15〜8/17 3連戦 vs TEX
8/18 試合なし

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