ヘラヘラ三銃士は、正しい。

緊急事態宣言下にYouTuberの誕生日パーティが開催され、YouTuber31人が参加した、と週刊文春が伝えた。

結果として、参加したメンバーの何人かが謝罪し、中でも年長者だった水溜りボンド・トミーはCMスポンサーであるコカ・コーラ社から遺憾の意を表明されてしまう事態となりました。

そして、ヘラヘラ三銃士なる女性3人組YouTuber（チャンネル登録者数 110万人）のうち1人がその誕生日パーティに参加していたので、謝罪動画を投稿。その中身というのが、丸坊主にしたようなサムネイル、炎上パンチという曲を歌うだけという中身だったため炎上、ということなんですが（6月25日時点で動画に対する高評価 30,786件、低評価 30,008件）。

個人的には、「ヘラヘラ三銃士」らしい、としか思いません。
「ヘラヘラ三銃士」についてはほとんど知らないんですが……（ほかのYouTuberのコラボ動画でメンバーのうちの1人を見かけたくらい）
「ヘラヘラ三銃士」という字面からすれば、まさに言行一致だと思いませんか？
強烈な、オリジナリティ溢れるカウンター動画という訳でもなく、1st takeみたいな構図、曲もどっかから持ってきたヤツ、という志の低さもちょうど良い。

「間違いを犯して、謝ることもできないなんて！」みたいな非難のコメントが投稿されてるのを見ると、こちらはこちらで頭が悪い。
誕生日パーティに参加するのは「間違い」なのか？非常事態宣言下だぞ！子供に人気の、憧れのYouTuberだぞ！影響力を考えろ！……か？

いやー、その、間違ったら謝れよ、の前にさ？
「そもそも間違った行動を取らないこと」が大事、それこそが大事、という観点はないのかね？
お金がなくて食べ物を万引きしてしまう、やむにやまれず、であれば、「仕方なく」「間違いを犯す」だけれども。
人気YouTuberが誕生日パーティしてしまう、集まってしまう、は仕方なしの間違いじゃなく、「完全に」「意識的に」「犯したもの」ですよね？

だったら、謝ることこそが間違いじゃない？
（※中途半端な謝罪動画を出すのが正解という訳じゃないよ）
「緊急事態宣言下であっても」「あやなんの誕生日を祝いたいんだ」という確固たる意思でやったことじゃないのかね？「なんとなく」「誕生日パーティをやるというので」「集まってしまった」のかね？

意志の力というものがない、大人というには情けなさすぎないか。謝罪した方のYouTuberは。（中心人物のあやなんが真っ先に？謝ってしまって、なんだかなぁ、である）

ちょっと気になったのは、あやなんの旦那のしばゆーが参加してないのが、解せないなぁ……

ちなみに、「こういうことがあると、HIKAKINの偉大さがよく分かる」みたいなコメントがあったけど、いや、それが普通だから。別にHIKAKINじゃなくても、ある程度考える頭のある人間なら、自重するでしょう。

ちなみに、駅前の居酒屋は20時をすぎても酒を出して営業していて、外に人が並ぶほど繁盛しておりましたよ。