Kep1erのX dayだった日
【起】デビューから数えて2年6か月の日
今日は、Kep1erにとって
X day「だった」日。
元々は「デビューから2年6か月」の期間限定での活動が
予定されていたのは周知の通り。
2021年10月22日、
Girls Planet 999最終話で結成され、
2022年1月3日に
1st ミニアルバム「FIRST IMPACT」のリリースと同時に
Kep1erはデビューを飾った。
そこから数えると、
今日、2024年7月2日が
ちょうど2年と6か月の最後の日に相当する。
たぶん、マシロとイェソのバブル(サービス名)が
本日付で終了になるのも
そのような背景があるのだろう。
【承】コンサート最終日のサプライズが無かった
多くのKep1ianが
オーディション番組生まれのグループがたどる
過去の歴史を照らし合わせて
Kep1erも解散するのが自然の流れとなりそうな現実と
向き合うことを強いられた。
まだ希望を諦められなかった私は
今年の2,3月のファンコンサートの最終日に
エンディング後のサプライズを期待していた。
毎回のコンサートの最後には
何らかのサプライズ(次のライブのお知らせなど)があり
その可能性に願いを込めずにはいられなかった。
しかし、
最終日のラストシーンで
会場が暗がりから明転しても
大型スクリーンに映し出されることはなかった。
コンサート一連で感じた
「思わせぶりの演出」の正体は
一体なんだったのだろうか。
向ける矛先のない怒りの感情というよりも、
私個人としては
悲しさと寂しさ、戸惑いでいっぱいになった。
「やっぱり7月に解散するという
運命には抗えないのか・・・」
良い意味でのコンサートの余韻と、
心に穴の空いた空虚な感覚とが
複雑に入り乱れた心情だった。
もしかしたら、
このときの気持ちに共感してくれる
Kep1ianもいるのだろうか、
いや、いてほしい。
【転】 うれしいニュースが続く
2024年5月8日、
日本での1stフルアルバム
「Kep1going」が発売日を迎えた。
日本と本国韓国で
フルアルバムがそれぞれリリースされるのは
既定路線だったのだが…
その前に大きなニュースが
Kep1ianたちを震撼させた。
唐突、「一夜限りのドローンショー」と銘打って
5/6(祝・月)に500機のドローンが
豊洲の夜空を輝かせてくれるというイベントが
告知された。
「Kep1goingのリリースを記念し〜」
「応援してくださるすべての方へ
Kep1erから感謝の気持ちを込めて」
しかし、不運にも雨天のため
5月6日のドローンショーは
中止となってしまった。
5月6日が雨天中止になった場合には
翌5月7日への振り替え、または中止が
予定されていたので、
翌日の夜に期待は持ち越しとなった。
不運が重なり、
5月7日も天気が悪く、
なかなかGOサインが出せない様子が
SNSの投稿から感じ取ることができた。
思った以上に根気よく
天気の回復を待っている様子が
テキスト情報の向こう側から
ひしひしと伝わってくるのである。
諦めてもおかしくはない状況だったのに
運営側の強い意志を感じるほど
ドローンショーにかける思いが
伝播してくるようだった。
そして
ついに悪天候の間隙を突き、
500機のドローンが夜空に放たれた。
2024年7月13-15日、
三日間のJAPANコンサート開催の知らせが
サプライズ的に
夜空のメッセージとなり
私は、ついつい声を上げて叫んでしまった。
7月13-15日というと、
元々予定されていたX dayを過ぎた日の活動だ。
妄想に近い、最大限に過大解釈をするならば、
「活動延期」という四文字が頭に浮かび、
安易には思い浮かべてはいけない
という自制心との葛藤が生じた。
少し昂る気分を落ち着かせた後に
「これは、Kep1erがくれた
アディショナル・タイムなんだ」と
自分に言い聞かせるようにした。
サッカーの電光掲示板のように
わずかに残された時間を
Kep1erとKep1ianが
全力で走り切るための時間なのだと思った。
【結】 Kep1erがくれたアディショナル・タイム
本来であれば、今日という日に
X dayを迎えて、
Kep1erは解散するはずだったのが
この瞬間も推し活できるいるという
このしんみりとした時間を
うまく表現できないままに
【結】の項目を迎えてしまった。
5月30日、
Kep1erにとって
大きなニュースが発信された。
- マシロとイェソを除く7人体制での活動継続 -
Kep1erが続いてくれることへの歓喜と
大切な2人との別れに対する悲しみが同時に訪れた。
それから時間が経ち、冷静になろうとしても
私の気持ちは整理されないままだった。
幸いにもKep1erは解体されず
存続することが出来たので
また9人が集結する「還る場所」を
残すことが出来たと捉えて
JAPAN CONCERTまでの数日間と
ライブ後のこれからの活動を
精一杯、応援したいと心から思う。