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tOgether fOreverの意味

INTRODUCTION

突然、会場が暗転した。

まもなくして複数のレーザービームが暗闇を照らし
会場のKep1ianたちから大きな歓喜が聞こえる。

次の瞬間、スポットライトはチェヒョンを捉え
左手の小指を掲げて口を開く。
とても幻想的で印象的な光景だ。


Kep1er JAPAN FAN CONCERT 2024 <FLY-HIGH>

2024/02/23-25 幕張イベントホール
2024/03/02-03 神戸ワールド記念ホール


Fly-Byコンサートツアーの tOgether fOrever

幕張の3日間が終わり、
神戸の2公演を残すところまで来た。

本記事では、
tOgether fOreverを鑑賞しながら
最終日に公開されるであろうサプライズについて
考察したいと思う。

今回のファンコンサートの見どころとして
「tOgether fOrever」を挙げたい。
tOgether fOreverは
日本の2ndミニアルバム”Fly-By”収録の曲で
初回限定版AとBで聴くことができる。

SpotifyやApple Musicにおいても
Fly-By -Special Edition-の1楽曲として
配信されている。

tOgether fOreverといえば
前回の日本アリーナコンサートのアンコール曲として
印象に残ったKep1ianも多いかもしれない。
[Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 <Fly-By>]

ツアー中のMCでヨンウンが
「これが最後のライブになるかもしれない」
意味深な言葉を発しており、
メンバーが涙するシーンも目立っていたように思える。

Kep1erが涙しながら
紙吹雪の演出でお別れをするときの曲が
tOgether fOreverだった。

どことなく儚さや切なさを感じるような
ラストのシーンが妙に印象に残った。


Kep1erはご存知の通り、
オーディション番組「Girls Planet 999 : 少女祭典」で
99人もの参加者の中から選ばれた9人のメンバーが
2022年1月3日にデビューを果たしたガールズ・ユニットだ。

活動期間は無期限ではなく、
2年6か月という制約があり、
その期間は今年2024年7月に終了を迎える。

そのような背景から
前回のコンサートツアーで
「これが最後かもしれない」と思ってしまうのも
無理はない話なのだろう。

together(一緒に) forever(ずっと/永遠に)
という曲のタイトルは
Kep1erの思いや願い
そのものなのかもしれない。

その後もKep1erは
韓国で、日本で、アジアで、世界で活躍を続け
再び日本にファンコンサートで戻って来た。


tOgether fOreverの立ち位置

今回のファンコンサートでの見どころとして
tOgether fOreverが
・セットリストに含まれるのか
・含まれるとしたら、どのタイミングで登場するか
・何らかのメッセージ性を帯びているのか
という点に注目したい。

日本で発売された
Fly-Up、Fly-By、Fly-Highのうち
日本語バージョンのみが存在する曲は以下の通り。

Fly-Up
・Wing Wing
・Daisy(限定盤)

Fly-By
・I do! Do you?
・tOgether fOrever(限定盤)

Fly-High
・Grand Prix
・Sugar(限定盤)

いずれもKep1erにとって
日本に思い入れのある曲だと推察される。

日本向けにつくられた楽曲が
今回のライブで
どのように生かされるのかは注目である。

残された活動期間はわずかであり、
Kep1er自身も多くのKep1ianも
「ずっと一緒」を願っているのは
ここに書くまでもないかもしれないが、
それでもなお
これからもずっとKep1erと一緒にいたいと
思わずにはいられない。


最終日のサプライズ考察

(以下、ネタバレ含む)

そうは言っても、
私個人としては、Kep1erの活動が
何らかの形で続いていくと予想している。

その(うれしい)発表が2024/3/3最終日に
公言される可能性が高いと読んでいる。
もちろん、希望的観測も多分に含まれているが、
根拠は少しずつ揃って来ている。

その根拠について、
ツアー最終日を迎える前に
少し整理したい。

・2024/2/23(初日)のMCでダヨンが
 「これからの日本での活動に向けて
  日本語を一生懸命に練習している」

 というコメントを放っていた。
 (詳細のニュアンスまでは再現できず)

・日本盤のシングル/アルバムのタイトル
 ◯Fly-Up → 登場を意味する
 ◯Fly-By → 接近を意味する
 ◯Fly-High → 飛躍を意味する
 ◯Kep1going →?

 これまでKep1erは、
 ”Kep1”の箇所をKe(e)p On(e) の意味で
 使ったことがあることを踏まえると…
 Kep1goingはkeep on goingを意味する
 と推察される。

 つまり、
 「このまま進む」とも
 「このまま進み続ける」とも
 「このまま(活動を)継続する」とも
 捉えられるのである。

 このアルバムタイトルは「活動継続」を
 暗に意味するものだと捉えることも出来る。

・<Fly-High>公演において
 tOgether fOreverの直前に流れる
 ムービー(VCR)では
 機内放送を模してメンバーがkep1ianに一言ずつ
 メッセージを順に読むというシーンがあった。

 その中でマシロが
 「当機は予定を変更して
   目的地を決めないまま進むことにしました」
 みたいなコメントをしていて、
 VCRの最後に全員で声を合わせて
 「tOgether fOrever」のタイトルコールをした。

・東京公演の3日間を終えて
 メンバー全員がインスタライブ配信を行った。
 そのとき、最終日に生配信があることを宣伝し、
 「ぜったい見てね」
 「本当に本当に見なきゃダメだよ」
 「私を信じて(シャオティン)」と
 何やら意味深な発言が多数あった。

 これは何らかの発表が最終日に
 あることを示唆している
ようにも考えられる。

(Fly-Highファンコンサートの一場面)

突然、会場が暗転した。
まもなくして複数のレーザービームが暗闇を照らし
会場のKep1ianたちから大きな歓喜が聞こえる。

次の瞬間、スポットライトはチェヒョンを捉え
左手の小指を掲げて口を開く。
とても幻想的で印象的な光景だ。

「みんな、ありがとう

   ずっと一緒だよ!」

大きなスクリーンには
Fly-Byのラストシーンの紙吹雪を彷彿とさせる
キラキラした光の演出が映し出されている。

Fly-Byツアー当時とは異なり、
楽しそうに、そして自信に満ちた表情で
tOgether fOreverのパフォーマンスを完遂させた。

あの、お別れのシーンからは想像が出来ないくらい
前向きで力強く、希望に満ちた一曲に
仕上がっていたように感じた。

tOgether fOreverに込められたメッセージの結末は
果たして どのようなものなのだろうか。

① 期間延長(期間限定/無期限)
② ファンコンサート追加公演
③ ワールドツアー開催
④ kep1goingファイナル・ライブツアー

私のような素人が考える選択肢としては
この①〜④あたりに集約されると思うが、
これまでの情報を総合的に踏まえると
期待を込めて①に一票を入れずにはいられない。

Kep1erからのメッセージを
素直に受け止めるとしたら、
「日本で」(ダヨンが日本語を熱心に学んでいるという話題)
「無期限の期間延長」(VCRの目的地を定めないというくだり)
「活動継続」(ずっと一緒だよ、kep1goingの意味)
という結論が導き出される。

加えて大胆に予想するならば、
「日本で」「活動延長」「各自solo活動可」
みたいな着地点も考えてみた。

これだったら、
Kep1erも
Kep1ianも(箱推しもsolo推しも)
メンバーの各事務所も(経営的な面も)
三方よしの選択肢にならないだろうか。

インスタライブでのKep1erの表情は
既に結論を知っていそうな顔だった。
余力があり楽観的で安堵している様子だった。

それだけに
いちKep1ianとしては
最終日の知らせを期待せずにはいられないのである。

“tOgether fOrever”を切に願いたい。

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