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FF4ピクセルリマスター感想【初見プレイ】

建造物です。
FF4ピクセルリマスター版を遊んだ感想書いていきます。
なるべくネタバレにならないよう書きますが、多少のネタバレはあるのであしからず。


ゲーム概要

暗黒騎士セシルと仲間達が辿る数奇な運命の物語・・・
舞台はやがて月へ!

公式サイトより

FFシリーズの4作目。
アクティブタイムバトルが初登場。
SFCで発売された最初のFFです。

使用ハード:PS4
 ダウンロード版です。
価格:2200円
プレイ時間:約28時間30分
 クリアまでで約23時間半、プラスαの要素を5時間くらい。

感想

 クリスタルの存在を中心としながら愛憎の織り交ざるストーリーで、それぞれの登場人物には愛する相手が存在し、愛が憎しみに変わる者、悲しみに変わる者、愛に包まれる者、様々な愛の結末が描かれていて、緊張感もありとても面白かったです。そしてこれまでとは少し違う世界観の広さが物語に深みを与えていてgoodでした。
 あとゲーム開始~旅立ちまでのプロローグ部分がめちゃくちゃ良くて、特にプロローグの最後が最高でした。主人公セシルとカインの短い会話から発せられる相棒感・信頼感がすごくかっこよかったです。プレイしたことない人には遊んで是非とも見てもらいたい。
 
 ただ全体的にはシリアスな内容なのに時々コミカルなシーンも挟まるのが、個人的には気になる点でした。ジジイ同士の口喧嘩とか見てられないよ…。全体通して重たい雰囲気だともっと好きだったのかな、と思ったり。

 オリジナル版のハードがSFCになったことで会話だったりダンジョンや戦闘時など表現の進化をけっこう感じました。ダンジョンは背景がかなり凝っているし、時には戦闘の途中に会話が進行したり、戦闘中に変形・変身するボスがいたり、これまでにはなかった表現が物語をより豊かにしてより面白くなっていました。
 特にラスボス戦は背景・専用BGM・台詞・攻撃のエフェクトなど全ての要素がかっこよく、すごく盛り上がる演出だったのでぜひ体験してほしい!

序盤のダンジョンから凝ってて興奮した

 BGMに関しては、フィールドBGMがイントロで物語のうねりをメロディーで哀愁を感じさせるもので、FF4もすごく良かったです。また通常バトルで流れる『バトル1』は軽快なリズムとトランペットの音が特徴的な曲で、セシルの勇気を感じさせてくれました。ボス戦で流れる『バトル2』も緊迫感のあるリズムとメロディーで、ボス戦の緊張感を高めてくれてめっちゃ良かったです。

アクティブタイムバトル

 FF4で初登場となるアクティブタイムバトル。”バトルスピード”と”バトルモード”で難易度の調整ができるみたいです。私はバトルスピード”普通”、バトルモード”アクティブ”でプレイしました。

自信ないけどアクティブにしたら
めっちゃ苦戦した

 アクティブだとコマンドを悩んでいる間に相手からボコスカ攻撃されるので、頭の中の鱗滝左近次が「判断が遅い」と言ってきます。相手からのダメージ・相手へのダメージ・パーティーの残りHPなどを手際よく確認し、テキパキ判断するのに慣れるまでは苦戦しました。戦闘は忙しかった印象。
 また各行動には"待機時間"が設定されているようで、強力な魔法や召喚獣はその分発動までに時間がかかります。これは遊ばないと知れなかったポイントですね。
 
 他には”相手の行動を待つ”というのはアクティブタイムバトルならではの体験でした。自分のキャラが行動できる状態でも、相手の攻撃や行動を見てからそれに応じたコマンドを選択するため、”待つ”必要のある場面がありました。RPGで”待つ”というのは新鮮で面白かったです。

ボス戦

 FF4のボス戦は難しかった。全滅しまくりでした。というのも前述したアクティブタイムバトルの難しさに加え、ギミック持ちのボスが多かったことが要因だと思います。回復役をきちんと待機させて回復の準備をしておくことや、相手のギミックを理解したうえでのコマンド選択が必要でした。
 悩んでると攻撃を受け続けて回復が追い付かなくなったり、焦ってしまい適切な判断ができなかったりで、全滅してリトライすることが多かったです。ラスボスとか強すぎてギミック理解してる暇なかったので、なんで勝てたのかわからん。

 でもボスの行動のバリエーションが前作よりも豊富だし、固有のギミックを持つボスが多く、アクティブタイムバトルの特徴とマッチしていてボス戦がすごく楽しかった!

モンスター

 モルボルフェイズという2体のモンスターが印象的だったので、そいつらについて。

 まずモルボル。モルボルは”臭い息”という攻撃をしてくるのですが、これを受けると混乱・蛙・小人・沈黙・暗闇などの状態異常に重複してなります。そんなヤバい攻撃をするやつが時には4体同時に出てくる。これからFF4を遊ぶ人はモルボルにご注意を。

FF2のモルボルはこんな事しなかったのに…

 次にフェイズ。フェイズはモルボルのような状態異常を持ってるわけではなくシンプルに強いタイプの敵なのですが、見た目がとにかくキモすぎて衝撃的でした。初めてエンカウントした時思わず「うわっ!」って声でた。
 またランダムエンカウントで登場する通常の敵なのですが、ボス戦用の『バトル2』というBGMが流れるので、より印象に残りました。

出る作品間違えてるって

パーティー

 下の画像やこれまでの画像を見てもらうと分かるのですが、なんとFF4は最終的に5人パーティーになります。5人パーティーのRPGは初めてなので驚き。ただでさえ忙しいアクティブタイムバトルで5人パーティーなので、忙しさマシマシでしたね。
 あと余談ですが途中、物理3人に魔法使い1人とか、魔法使い3人に物理1人など謎に編成の偏るタイミングがあって不思議でした。

主人公が真ん中スタイル

セーブ

 ダンジョン内にはセーブできるポイントが用意されており、ダンジョンの攻略が行いやすくなっていました。ダンジョン内でセーブができるRPGをやるのは初めてだったので、いわゆる”詰みセーブ”が起こりうる恐怖も最初はありましたが、使ってみるとすごく便利。

これにはセシルも喜びのポーズ

チョコボ

 FF4にもいました。しかも新色のチョコボも!

白以外にも新色がいました
ぜひ自分の目で!

その他

・ネミングウェイ
 お役所勤めのネミングウェイさんが名前を変えてくれます。ありとあらゆる町にいた。

・王様のベッド
 セシルのお茶目な一面。あなたそんなキャラじゃないでしょ。

・シドの背中
 シドの後ろ姿、ロックマンに見えません?それだけです…

おわりに

 FF4もめっちゃ楽しかったです!愛憎織り交ざるストーリー、進化した表現、BGMどれも良かった。そしてやっぱりボス戦が特に楽しかったですね、難しい分やりごたえがありましたし、倒せた時の喜びも大きかったです。

 次はFF5。ピクセルリマスターの公式サイトにもPVにもストーリに関することが全然載ってなかったので、ほんとうに未知。FF3で登場した”ジョブチェンジシステム”と新要素の”アビリティ”が目玉らしいので楽しみです。

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