
佐賀が練習拠点の久光スプリングス タイ出身・チタポーン選手を応援しよう!
佐賀県鳥栖市に拠点を持つ『女子バレーボールV1女子の久光スプリングス』に、タイ出身のチタポーン・カムランマーク選手(ニックネーム・ユイさん)が加入しました! ぜひみんなで応援しましょう!
久光スプリングスとは?
久光スプリングスは、サロンパスなどで世界的に有名な久光製薬鳥栖工場のバレーボール部として、1948年に創部。バレーボールの最高峰であるVリーグが1994年に発足した際に「久光製薬スプリングス」(2020年に久光スプリングスに改名)としてスタートしました。ロンドンオリンピックの銅メダリストの新鍋理沙さん(2020年引退)や数多くの日本代表も在籍。 2023年現在、国内最高峰のVリーグ女子1部(V1)に所属しており、Vリーグ最多優勝回数の8回を誇ります。
これまで、神戸市を練習拠点にされてきましたが、2023年5月に、鳥栖市に練習拠点の「サロンパスアリーナ」が完成し、佐賀のチームとなりました!
実は、久光スプリングスはタイでも人気があり、こんなFacebookページもあります。長岡望悠選手がタイ人に人気があるそうです!
監督からサワディー佐賀へ来た電話
そんな久光スプリングスの酒井新悟監督から急遽、サワディー佐賀に電話をいただきました。9月末のことでした。ユイ選手が加入することになり、タイ語の通訳を探されていたということでした。
サワディー佐賀も、佐賀に住むタイ人が孤立しないために設立した団体。タイ代表として活躍するユイ選手ですが、海外のチームでプレーするのはこれが初めてとのこと。最初は寂しくなることもあるかもしれません。そこで、日本語が堪能なメンバーのノックさんに通訳として行ってもらい、最初の手続きなどに同行してもらいました。ノックさんによると、ユイさんは「とてもフレンドリーで、話すのがとても楽しかった!」とおっしゃっていました。

ぜひ今後交流を
これから、サワディー佐賀メンバーと交流をしたり、みんなでSAGAアリーナに応援に行ったりできればと思います。
チームは、10/21にSAGAアリーナである埼玉上尾メディックス戦で、2023-24シーズンの開幕戦を迎えます。
11日には、鹿児島県で開かれる「燃ゆる感動かごしま国体」のバレーボール成年女子決勝で、佐賀県代表として出場した久光スプリングスが、なんと優勝しました。
今後、ユイ選手の加入により、さらに久光スプリングス人気がタイで高まり、応援ツアーなどで佐賀に来てくれたらうれしいです。サワディー佐賀としても、何かしらそんな交流に貢献できればと思います。
山路健造(やまじ・けんぞう)
1984年、大分市出身。立命館アジア太平洋大学卒業。西日本新聞社で7年間、記者職として九州の国際交流、国際協力、多文化共生の現場などを取材。新聞社を退職し、JICA青年海外協力隊でフィリピンへ派遣。自らも海外で「外国人」だった経験から多文化共生に関心を持つ。
帰国後、認定NPO法人地球市民の会に入職し、奨学金事業を担当したほか、国内の外国人支援のための「地球市民共生事業」を立ち上げた。2018年1月にタイ人グループ「サワディー佐賀」を設立し、代表に。タイをキーワードにしたまちづくりや多言語の災害情報発信が評価され、2021年1月、総務省ふるさとづくり大賞(団体表彰)受賞した。
22年2月に始まったウクライナ侵攻では、佐賀県の避難民支援の官民連携組織「SAGA Ukeire Network~ウクライナひまわりプロジェクト~」で事務局を担当。
2023年6月に地球市民の会を退職。同8月より、個人事業「人とヒトの幸せ開発研究所」を立ち上げ、多文化共生やNPOマネジメントサポートなどに携わる。
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