プロジェクトチームの中での役割
こんにちは。Kameです。
仕事をする場合、1人で全てを行う人ってごく少数かと思われます。大小あるにせよ誰かと組んで(会社の内外問わず)仕事をすることがあるかなと思います。
私が主にやっているまちづくりの仕事は1人で行うことはまず不可能で、多くの人と手を組みながら仕事を進めていくことになります。
よくやるのが、プロジェクトチームを組む時に、メンバーはサッカーでいうところのどのポジションになるかな?ということを想像します。なぜサッカーなのかはよくわかりません(笑)。たまたま、プロジェクトチームを組もうとした時に10人前後になることが多いからでしょうか。ちなみに学生時代に部活でしていたのはバスケットボールなのですが、5人のプロジェクトチームにはあまり参画したことがありません。
Aさんは司令塔タイプだな。
Bさんはゴールキーパーだ。
Cさんはフォワードで点を取ってもらおう。
そうすると、組成されたチームのバランスが見えてきます。フォワードばっかりのチームでは、なかなかバランスが悪かったり。バランサーの人ばかりでは、突出したものが出てこなかったり。司令塔不在だと、なんとなくまとまらなかったり。などなど。
また、メンバーの性格や特徴も見えてきます。あの人は積極的に考えてくるので、着実な人が下についているとうまくボールが回りそう(仕事が進みそう)だなとか。安定感があるメンバーには、元気な若手をつけてみようとか。なんとなく、パスがちゃんと回って行きそうなフォーメーションの時は仕事がうまく行ったりするものです。
そのような見方をした上で、自分のポジションに注目してみたいと思います。私の場合は大体ボランチのポジションが多いですかね。たまにサイドハーフあたりにいたりウィングの場合もあったりします。勝手ながらポリバレントな扱いになってみます(笑)
フォーメーションのバランスと自分のポジションが固まると、自分がすべき役割みたいなものが見えてきます。こういったことは、自分や周りのことを客観的にみようとしないとできるものではありません。俯瞰して物事をみるということですかね。
物事を俯瞰してみる訓練は学生時代(建築学科)の名物授業だった「設計演習」で培われたものだと思います。
早稲田建築 設計演習A作品展→ https://www.qand2020.com/
当時は謎の課題に対し、頭を悩ませていましたが、社会人になってみると、この授業が一番役に立ったのではないか。この授業を履修するだけでも建築学科に行く価値があると思っています。
話は見事にすり替わってしまいましたが、何か組織に身を置こうとする時には、周りを俯瞰したところから見てみた上で、自分のポジションと役割をしっかりと把握した上で取り組んで言った方が良い結果につながるかもしれません。