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ミドル世代アップデートコミュニティ始めます②

学びの開始

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 ところが始まってみると面白い。今までの仕事の経験が学びに活きるし、それを踏まえて新たな知識を身につける楽しさ、そして何よりクラスで様々な人と交わす議論での気付き。クラスには年齢も職位も業界も様々な人達が集まっており、そこで互いの経験をもとにした意見を交わすことが何より刺激になりました。最初の科目が終了する頃には「この科目も今後必要になりそう」「これを受けたらこっちの知識も仕入れたい」と次々と受講し、結局入学することを決意。2年間大学院生活を送り卒業しました。
 大学院生活を振り返るととにかく忙しい。働きながら勉強しつつ、家族の用事もこなさなければならない。寝る暇もないくらいとよく言いますが、2年間で一番考えていたことは「思いっ切り寝たい」だったかもしれません。家族にも負担をかけ、我慢してもらったことも多々あります。でも、非常に刺激的で充実した日々でした。様々な経験を持った人が集い、相手のために経験を共有し、高めあう。人生変わったとは言いませんが間違いなく考え方は変わりましたし、多くの出会いがありました。

大学院での出会い
 

 ミドル世代アップデートコミュニティを作ろうと思ったのも大学院に入ったからこそです。きっかけは大学院のある科目でした。その科目は事前にチームを編成、新規ビジネスプランを練った上で応募し、講師に選ばれたチームだけが半年間かけてビジネスプランを練り上げていくというもの。私はこれにチャレンジするために仲間を探し始めました。何を基準に仲間を選ぶのか?授業とはいえ新規ビジネスプランを考え、その先は企業する可能性だってあるのでこの基準は重要です。能力や経験はもちろん重要ですがそれだけでは厳しい状況に追い込まれたときにチームとして耐えられない。結局は「志」をベースに仲間を探し、イシハラさん、フクダさん、キタガワさんとチームを組みました。
 周囲を笑顔にしたい、シニアが生き生きと活躍できる社会にしたい、などそれぞれの想いを確認していくと共通しているのは”同世代の人達の笑顔”。ここを軸にして活動を始めました。結局その科目を受けることはできませんでしたが、せっかくここまでやったんだからこのまま続けて何か形にしようと検討を進めました。これがミドル世代アップデートにつながっていきます。

ミドル世代アップデートになるまで

 自分達を含め同世代が笑顔になるにはどんなサービスがいいのか?果たしてそれがビジネスになるのか?色々な検討や議論を積み重ね、インタビューを行なって検証を重ねていきましたが中々前が見えない状況が続きます。私としては皆と話していくうちに「結局自分にとっては大学院に行って、いろいろな人と出会い、刺激をもらい、自分の経験を共有することで自分が気づく。この経験がモヤモヤしていた過去の自分から晴れ晴れした状態になれた理由」ということに気がつきました。
 チームの皆も似たような感覚を持っており、結果として「同世代の人達が集まって交流できる場を設けよう。大学院も良いかもしれないけど、金銭面でも時間の面でもハードルが高い。もっと気軽に参加でき、自分達の経験や知識を互いに出し合うことで高め合う、そんなコミュニティを作ろう」ということでミドル世代アップデートコミュニティの設立を決めました。


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