ドイツのミュンヘンを旅行したとき、ひとつだけ後悔していること
はじめてヨーロッパを旅行したときのこと。
1ヶ月近くかけて数カ国回ったんですが、その途中、ドイツのミュンヘンに友達が住んでいたので泊めてもらうことにしました。
友達はミュンヘン出身のドイツ人で、家も実家なのでめちゃくちゃローカルな場所でした。
そこから2日ぐらいあちこち連れていってもらった記憶があります。
有名なイングリッシャーガルテンや、超ローカルなビアガーデン、あとルートヴィッヒ2世が亡くなった湖などなど。
地元の友達もたくさん紹介してもらい、皆とても良い人で本当に楽しい時間を過ごしました。
当時は「やっぱ持つべきものは地元出身の友達だな」と、誇らしく思っていました。
そんな中、僕はどうしても有名なノイシュバンシュタイン城が見たくて「明日見に行ってこようかな」と友達に告げると、「あんなのは観光客ばっかで行ってもつまんないよ!俺がローカルでもっと面白いところに連れてってやるから!」と言われて、まあそれなら任せるよと諦めました。
観光名所なんていつでも行けるし、ローカルな場所につれて行ってもらえる機会なんてもしかしたらこれで最後かもしれませんからね。
ちなみに、ノイシュバンシュタイン城はこちら。
そうしてミュンヘン滞在を終え、確かそこからベルリンに向かった記憶があります。
ベルリンもかなり楽しかったなあ…
そこから20年以上経ち、ふとあのときのことを思いだすのですが、
ノイシュバンシュタイン城行っときゃよかった!
と激しく後悔しています。
もちろん地元の人しか行かないローカルな場所も楽しかったんですが、やっぱり名所は観ておくべきだったなと。
友達からすれば物心ついた頃からある、人がうじゃうじゃいるうっとうしい場所なんでしょうが、日本人からするとめったに観られるもんじゃないので。
それをミュンヘンに行ってみすみす逃して帰ってきたことに激しく後悔しています。
まあまたどっかで行ける機会が来るでしょうが。
そう考えると、誰かを案内するときに変にローカルなとこばっか連れていくのもどうかなという気がしてきました。
横浜だと、野毛とか連れていくよりもやっぱり赤煉瓦や中華街みたいなベタなところの方が喜ばれるのかもしれません。
と、今ふと気づいたことがあります。
赤煉瓦や中華街って僕が興味ないから行きたくないだけで、ドイツの友達ももしかしたら自分がノイシュバンシュタイン城に行きたくないからやめとけと諭してきたのでは……?
まあそれはいいとしても、今後誰かを案内するときはその辺に気を付けて、変にローカルをレペゼンせず、めんどくさい観光名所にちゃんと連れて行こうと思います。
後々『あそこ行っときゃよかった…』と後悔させたくないので。