白湯をやめたら冷え症が治ってきた
以前は一年中朝から晩まで白湯を飲んでいました。
が、もしかしたらこれで体を温め過ぎていたせいで冷え症になったのではないかと思い、やめてみました。
詳しくはこちら。
そこから2週間程度経ち、変化をご報告します。
ちなみに白湯は基本朝一杯だけ、あとは冷えたときに飲んでいます。
結論から言うと冷え症が改善されてきました。
汗
まず汗が出すぎないようになりました。
以前は季節に関係なくちょっと動いたら汗がダラダラ出て、放置していたらそのせいで冷えて困っていたんですが、白湯を朝のみにして後は常温の水を飲んでいると、そこまで汗が出なくなってきました(夏なのでもちろん出るのは出ますが)。
で、当然汗冷えも減ったので、体感的に冷えを感じることが減ったなーという印象。
クーラー
僕はここ10年ぐらいクーラーに弱くて、夏場はいわゆるクーラー病のような症状がずっと出ていました。
で、確かそれの改善のために白湯を飲み始めた気がします。
でも今考えると、白湯で体を温めすぎて、体が「熱いから冷やさな!」と冷却モードに入り、汗をドバドバ出し、それをさらにクーラーで冷やすということをしていただけで、全く改善になっていませんでした。
白湯をやめると体自体はそこまで熱くならず、適度な熱を持っている状態をクーラーで冷やすのでちょうどいい感じがします。
まだ普通の人よりは寒がりですが、明らかに去年までよりもクーラーへの耐性は強くなっています。
さらにさらに、僕は去年までは寝る前に少しだけ部屋を冷やしておいてからクーラーを切って寝ていたんですが(熱中症になったことはないです)、今年もそれでいこうとすると、ある朝体がほてって目が覚め、気持ち悪くなってきました。
やばい、熱中症かな?と思ってすぐにシャワーで冷やしてクーラーを入れたら治ってきましたが、朝にこんなほてりを感じたのはここ10年ぐらいありません。
てことでなんと、この冷え症の僕がまだ夏本番前にしてクーラーをつけたまま寝ることにしました。
そうすると朝寒かったりするんですが、そこで白湯を飲んで、冷え感が消えるまでクーラーをつけずに汗を出して調節しています。
長袖
僕は真夏でも長袖シャツにジーンズ(短パンではない)で、靴下もずっと履いてます。
今年はさすがにちょっとこれじゃ暑いかなと思うことが増えてきましたが、肌をだすとやっぱりクーラーにやられるのでここは同じで。
外でもちょっと涼しめだったり風が吹いていたりすると冷えてきます。
食べ物
冷たい食べ物は相変わらずダメっぽいです。
ただ、夏野菜とかは今年はいけそうな気がするのでどこかで試してみたいと思います。
体が冷えるので野菜はほとんど食べない生活を続けてきましたが、別に野菜嫌いじゃないので。
安いし便利ですからね。
考察
体を温めるものを口にしすぎると逆に体が冷えるというのはなんか不思議な現象ですが、よく考えてみれば、タイとかインドとか暑い国って名物が熱いスープ(トムヤムクン、カレー)だったりするので、そういう原理を昔から利用して暑さをしのいできたのかなという気がします。
そういえばカンボジアに行ったとき、現地人から「暑い日は熱いスープを飲め、そしたら汗が出て体が冷えるから」とクソ暑い中熱々のスープを勧められ、冗談かと思って断った記憶がありますが、あれは親切だったようです。
じゃあ日本人もそうやって夏に温まるものを食べて暑さをしのいだ方がいいのかというと、たぶんそれは違います。
なんというか、日本人の体ってそれに耐えられるようにできていないんですよね。
もうそれは身を持って知りました。
日本人は伝統的に、熱と冷のバランスで体温を調節してきました。
熱くなってきたら冷やす、冷えたら温める。
だから夏は冷たいもの(体を冷やしてくれる食材)を食べ、冬は暖かいものを口にする。
それをいきなり熱×熱=冷にしようとしても体が追いつかずにバグってしまいます。
僕の冷え症はたぶんそれです。
それがようやく分かったので、今後は熱と冷を上手に使い分けて体温を調節していこうと思います。