やっとバーボンが好きになれた
酒を飲み始めてある時期からウイスキーにはまり、いわゆる5大ウイスキーを飲んでみて最終的にスコッチが一番好きということが分かったので、近年はずっとスコッチを飲んでいました。
特にピートの効いたアイラ系が好きで、ラフロイグやアードベッグがお気に入りでした。
お気に入りの酒が見つかったのはいいんですが、ずっとひとつだけ心にひっかかっていたことがあります。
それは、スコッチはブルースの味がしないということです。
特にアイラ系は。
近年ブルースにはまり、残りのギター人生でブルースを追求してみようかなと密かに心に決めていたのですが、そこにどうしても必要なものがあります。
それはバーボンです。
なぜならバーボンはブルースの味がするお酒だからです。
スコッチはもちろん、ジャパニーズもカナディアンもアイリッシュもブルースの味はしません。
なぜかというと単純な話で、ブルースもバーボンもアメリカ南部のものだからです。
日本人がブルースを感じるためにはバーボンは絶対必須アイテムだと僕は勝手に思っています。
そうして「こんなにブルースにはまってるのになんで俺はスコッチを飲んでるんだ…」と謎の葛藤に苛まれていたのですが、先日かなり前に買ってたまーに口にしては「重いな…」「なんかうざいな…」と文句を言っていたバーボンが、なぜかとても美味しく感じられました。
そして改めて大好きだったラフロイグを飲んでみると「軽っ…」と感じてしまいました。
そこから何度かスコッチとバーボンを飲み比べてみたんですが、何度飲んでもバーボンの方が美味しく感じられます。
どうやら僕は念願のバーボン党になったようです。
今のところまだジムビームしか飲んでませんが。
ちなみにテネシーウイスキーのジャックダニエルも美味しく感じました(正確にはバーボンではないですが、まあ似たようなもん)。
バーボンの何がいいかって、安いことです。
スコッチは高くてなかなか買えなかったり、アイラ系は酒屋でも置いてなかったりするんですが、バーボンの有名どころならコンビニでも買えたりします。
ちなみにジムビームはサントリー傘下だそうです。
ということで、ついにバーボン党になれたので、今後酒はビールとバーボンでやっていきます。
これからいろんなバーボンを試して一歩でもブルースの深淵に近づきたいと思います。