相続対策日記超第75号 夫婦財産ストーリー白い庄屋から學ぶ『ケーススタディ』なにもしなかった場合、実はこれも例のアレ、他
# 相続対策日記超 第75号
#令和7 (2025)年
#昭和100年2月3日
こんにちは、大井研也です。
次号では。
続きは編集後記で。
前号(第74号)まで
続いたストーリー
『白い庄屋』
今日は
ケーススタディです。
読んでいない人は
読んでからどうぞ↓↓↓
(第74号へいけば
全部のストーリーが
読めます)
さて、、、
今回のストーリーは
旧家と成り上がりの
ひとりっ子同士が
結婚を考えているが
親が大反対している。
同意する条件として
①結婚前からそれぞれが
所有している財産、
結婚後稼いだお金等や
将来、それぞれ実家から
相続するであろう財産を
明確に分けて管理すること
②子が生まれた場合に
その財産を承継させる
者を限定しておくこと
です。
極端なことをいえば
血筋で財産は分けて
一切血筋の違う者には
承継させない
というのが
結婚の条件てコトです。
それでは
ケーススタディです。
【なにもしなかった場合】
結婚後は
花子と研也の財産は
“ごちゃ混ぜ”になります。
少なくとも
結婚後に稼いだ
お金やら財産は
分別できない
状態になるでしょう。
👉️子がいない場合
常に配偶者は
財産を相続しますから
両親がすでになく
研也が先に亡くなれば
大井家の財産の大半は
富山家の花子へ流れます。
その後は?
富山家に流れたまま
永遠に戻ってくることは
ありません。
大井研太が
一代で築いた巨万の富は
気位の高い、いけ好かない
富山太郎の家系に流れます。
贈与や売買でも
しないかぎりは。
逆もまた同じ。
花子が先に亡くなれば
少なくとも30代続いた
富山家の財産の大半は
配偶者である研也が
相続し
大井の家系へ
伝統ある富山家の財産が
流出してしまいます。
富山太郎が忌み嫌う
成り上がりの大井研太の
家系に流れることになるのです。
👉️👉️子が1人だった場合
研也が先に亡くなろうが
花子が先に亡くなろうが
最終的には
子Aが
相続することになります。
(Aが親より先に
亡くならないかぎりは)
富山家と大井家の
財産すべてを
相続するわけですから
富山家も大井家もないです。
ドラゴンボールでいう
悟天とトランクスの
フージョン=ゴテンクス
あるいは
ベジータと悟空の
フュージョン=ベジット
みたいなものですね。
財産最強戦士Aの誕生です👏
太郎も研太も
これなら許すかも?(笑)
まぁ、、、
AにはAの悩みが
爆誕するでしょうが
ここでは触れません……
(;^ω^)
👉️👉️👉️子が2人だった場合
2人の子の相続権は均等です。
富山家と大井家由来の財産を
分けて相続させることは
非常に難しいでしょう。
👉️👉️👉️子が3人以上だった場合
これも2人だった場合と同じです。
相続権は均等ですから
きっちり
富山家と大井家由来の財産を
分けて相続させることは
不可能です。
👊花子と研也が離婚した場合
結婚後の財産については
財産分与の対象となります。
話し合いが
まとまらない場合は
多くの時間と労力を費やすこと
になります。
花子は医師であり
研也は?ですが
二人ともそれなりの
収入がありそうですので
大変なことは
間違いないでしょう。
【學ぶべきこと】
今回のケースで
『なにもしない』
という選択は
あり得ないのでは
ないでしょうか?
少なくとも
富山太郎や
大井研太が出した条件を
実現させることは
なにもしないで
実現することは不可能です。
また、、、
これが
相続対策・資産承継対策の
難しいところなのですが
可能性として考えられる
すべての状況に
備えなければならない。
状況を
“リスク”に
言い換えると
腹落ちするかも
しれません。
今回の場合、、、
どうやら
『なにもしない』
という選択はあり得ない。
しかしながら
将来
子が何人生まれるかは
神のみぞ知る
コトなんです。
コレが今回
相続対策を
打つにあたって
非常に困難な
課題となっている。
そのことは
きっちりおさえて
おきましょう!( ^ω^)
【編集後記】
次号では
一般的な
専門家やプロに
相談した場合を
想定して学びます。
お楽しみに!( ^ω^)
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