あなたのナレーションをより魅力的にするマインドセット #1
👩🦰「初村さん、質問です。ナレーションを改善する秘訣はありますか?」
率直なことを言います...
さまざまなナレーション技術を研究して取り入れて、パフォーマンスできるように練習あるのみ、なんです。
👩🦰「練習はしてるんですけど...上手くなってる気がしないです」
気持ちはわかります。成長って自分じゃ気付きにくいですよね。
👩🦰「なんかこう、上手く話そうと思えば思うほど、どんどんかたくなっちゃって。自由にナレーションできないです」
たとえばどんなときに不自由さを感じますか?
👩🦰「明るいトーンで、というディレクションあったときに高い声を出すんですけど、裏返っちゃったり、音域が狭くなっちゃうんですよね。」
音域や発声については、技術を習得すればある程度はカバーできます。だからこそ基礎は大事ですよね。
👩🦰「そうですよね。技術以外にも...例えば意識することとかで、大事なことってありますか?」
あります。
あなたのナレーションをより魅力的にするマインドセットをご紹介します。
ナレーションをより魅力的にするマインドセットとは...
「あなたの好きなことについて話すように話す」
👩🦰「え!それだけ?」
それだけです。
✅「上手く話そう」と思うとき、上手くいかないことの方が多いです。
上手く話そうとしたとき、あなたの頭の中は技術的な不安でいっぱいで、潜在的に失敗することを意識しています。
そしてあなたの気持ちはナレーション原稿に、自分自身に向いてしまっています。
一方で...
✅「好きなことについて話そう」と思うとき、上手くいく扉が開きます。
好きなものについて話すとき、あなたの気持ちや表情はより自然で、自信に溢れ、豊かな表現とメロディで話すことができます。
先程の会話を例にとれば、明るいトーンとは単に高い声を出せば良いということではありません。
明るいトーンの正体は、あなた自身が明るく豊かな表情、前向きな気持ちで話すこと。
(トーンについてはまた別の機会にお話できたらと思います。)
そして、このときのあなたの気持ちは相手に向いています。
👩🦰「なるほど...確かに原稿を上手く読もうとしているときって、どう読もうかとか、どう抑揚をつけようかって技術的なことばかり考えて、聞き手のことを考える余裕はなかったですね」
もちろんナレーターにとって技術は必要不可欠なもの。ただしそれに頼るだけでは不十分です。
より魅力的なナレーターになるためには、あなたのメンタリティ、ナレーションごとのマインドセットが必要になります。
👩🦰「よくわかりました。早速試してみたいと思います!初村さん、いろんなマインドセットが知りたいです!」
それはまた別の機会に...
【まとめ】
💡努力や経験を通して技術面での自信をつける
💡上手く読むのではなく、好きなことについて話すように話す
💡ナレーションは、あなたが上手く話すことが目的ではなく、相手にあなたの話す内容や想いが伝わるかが重要であることを再認識する
あくまで上手く話すことは、わかりやすく伝えるための手段です。
技術に限界はありますが、想いに限界はありません。
伝える技術を身につけ、伝わるマインドセットを心掛けましょう!
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ナレーションのことでお悩みですか?
私のnoteでは、「伝える」ナレーションの技術から、「伝わる」ナレーターの思考法を、見てくださる方々と共有していきます。
ナレーションはやればやるほど楽しい!奥が深くて知れば知るほど難しい!
ナレーションを始めたての方や、悩みを持つ方へ、少しでもお役に立てればと思います。
一緒に考えながら、ナレーションライフを楽しんでいきましょう!
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