【おうちでフットサル⑮】~攻撃システム クアトロ(4-0) ~
コロナの影響で家でできることを探している方へ。
【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。
是非頭の中で1回整理してみてください。
そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️
○クアトロ(4-0)
4人の選手が横一列のように並びパスを回しながら攻めていくシステム。
4人に決まったポジションはなく、パスを回しながらローテーションし、相手の隙を伺う。
4人全員にしっかりとした個人戦術と技術が求められる。
・クアトロの特徴
┗ 相手を"釣り出す"
クアトロの戦術は、相手のプレッシャーを常に受けながらパスを回すのでリスクが大きい。
また、3-1のように困った時にボールを出す目標となる選手がいないため、全員が的確なポジショニングでサポートしないとボールを奪われることになる。
ボールにアタックされないようにローテーションしながら、ボールを動かし、相手を"釣り出し"、広大な背後を狙う。
┗ クアトロをする上で大切なバランス
*ボールを持っている選手に対して「同サイド」、「逆サイド」、「間」のサポートを常に作るようにする。
*相手のDFの拡散、マークを混乱させるためにあえて背後へ抜ける動きも必要。
*味方の空けたスペースに違う選手が入ってくる。
*ボールホルダーはパスコースがなければ自分でボールを運びパスコース・時間を作る。
*相手が釣り出されたら必ず背後を狙う。
スペインの選手はこのクアトロの動きが上手い選手が多いです。
・DFがマークに困る立ち位置
・DFが食いつきたくなるような動き
・DFの死角をつく動き
・背後を狙うと見せかけて止まる動き(フェイク)
などなど、、
ボールを持っていない場面での駆け引きが多彩です。
そして、簡単にゴールへ向かいます。
大切な考え方は、
ゴールへ向かう方法はたくさんあり、
高度なドリブル突破も1つ。
フリーになってゴールの近くでボールを受けても1つ。
両方とも選手としての武器となり、フットボールの試合で必要とされる"テクニック"だと言うことです。
次回からは、フットサルの攻撃システムの3-1とクアトロをする上での細かい戦術を紹介していきます‼️
今回で大まかなフットサルの勉強は終了です!
次回からはもう少し、深く、フットサルを勉強していきましょう!
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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。
1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。
2つは、自分がその環境でそこに行った人しか分からない経験と実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
それを伝える義務があると思ったからです。
皆さんにも
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。
ありがとうございました。