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圧倒的世界観のゲームマンガ!『シャングリラ・フロンティア』を読みました。
ありそうでなかったマンガでした。
ゲームに対する造形も深く、楽しく読むことができました。
ゲームとマンガって相性がいいのかなと思いました。感想を綴ります。
①ゲームの世界観が圧倒的!
神ゲー「シャングリラ・フロンティア」はVR型のゲームで、
プレーヤーは職業を決めて、様々なシナリオを攻略し自由に冒険します。
解説いわく、「魔王のいないRPG」だそうです。
独特な世界観を作り出しているのは、敵のキャラメイクとシナリオだと思います。主人公・サンラクはいきなり、最強の敵に出合います。オオカミのような敵ですが、これがカッコイイ!
また、各エリアボスはヘビ、クモなどを模していて、攻撃の仕方や弱点などの設定も細かいです。
モンスターを倒すと、プレーヤーはレベルアップし、技が増えたり、強くなったりします。今のところ、オオカミのような最強種に出合って、ストーリーが大きく動き出しています。この最強種は7種類いて、今後の展開に多くかかわってきそうです。伏線のような、コマもいくつかあるので、楽しみですね
②主人公の成長がわかりやすい!
ゲームを書いているからか、主人公の成長がわかりやすいです。レベルや装備、技の数、強い敵との対決を通して、成長しているのがわかります。ゲームとマンガが相性がいいのかなと思いました。
ゲームの良いところは、
①自己分析が正確無比
②目標と手段がわかりやすい
③試練の達成時に報酬が必ずある
ことにあると思います。(ほかにもあるとは思いますが)
現実では、自分の能力がどの程度なのか、得意不得意が何か、分かりづらい部分があります。ゲームでは、能力値のようなものがあって、何を強化すると良いか、どのように強化するかが明確でわかりやすいです。
主人公の成長を感じることはマンガの醍醐味だと思うので、成長を実感しやすいのはメリットです。敵を倒すための戦略がある程度示されることもマンガを読みやすくする一因ですね。
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「シャングリラ・フロンティア」は絵もきれいで、読みやすいです!
キャラ同士の掛け合いや意味深なセリフもあって、かなり楽しめるので、おすすめです。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。