交野市の都市計画地図を比較してみた。
前回の投稿で、交野市の都市計画地図をみてみることにしました。
そこで交野市の都市計画について調べていく前に、他の地域と比較してみようと思います。
比較する内容は「用途地域」というものです。
都市計画で定められた地域の種類に応じてその土地で建てることのできる建物の種類(用途)や規模が制限されるということを示している地図です。
まずは交野市
地図で見ると分かりにくいけど、地図の右下半分以上は山なんですよね交野市って。どおりで山が近くに見えると思ったら。
続いては大阪市の旭区を見てみます。
(なんで旭区というと交野市に移住する前に住んでたからというだけです)
地図の書き方が違うので比較がし辛いのですが、パッと見て
明らかに違うのは
色がついているエリアが全然違う!
ということなんです。
色がついていないエリアは「市街化調整区域」というエリアになっていて、
ざっくり言うと住宅やお店などの建物を建てることを基本的に建てることを制限して、市街地がむやみに拡大することを制限しているエリアになっています。
大阪市と交野市やったらそりゃ違うだろ!と思いますよね。
誰でもそう思うと思います。
でもその違いをはっきりと認識することって結構大事だと思っていて、その違いはけっこうそのまちの魅力になっていることがあると感じています。
交野市って山が近いよなーと思って地図を見たら交野市の約6割が山だったり。
結構田んぼや畑が多いなーと思ったら、都市計画できちんと住宅街にならないように制限されている地域だったり。
そういったことが何も決まりがなければ交野市はもっと住宅だらけになっていて、大阪市内の住宅がびっしり密集している地域となんら変わらない景色になってしまっているかもしれません。
交野市は田舎で何もないと思っている住民の方もいると思います。でもその「何もない」と思えるほどの余白が交野市の魅力なんではないだろうかと思います。
次回からは交野市の地図をもう少し詳しく探検してみようと思います。
つづく
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