警察のジレンマと婚活のジレンマ

私は身長160cm、体重83kg大黒天のような腹で、さらに50歳で未だ1度も結婚出来たことがありませんが、婚活サイトに登録して婚活しております。

まさしく恰好のカモとご認識いただくようで、多くの詐欺や業者の方からアプローチをいただいております。

プロフィール写真は大変美しい方ばかりで、詐欺や業者でなく、もうちょっと正しい文章が書ければ、つまりまっとうな申し込みであれば、どんなに幸せだっただろうになあと思いつつ、詐欺や業者の方々をギャフンと言わせる方法を日々検討しております。

いくつか方法を考えました。

「婚活男性必聴!詐欺や業者を見抜く眼力!先着20名様無料ご招待。」

というセミナー講師を務めること。

あるいは、同タイトルをKindleで出版すること。

いずれも詐欺や業者をネタにしてマネタイズできますし、私のような婚活中年男性の啓発活動にも貢献できるためとても良いアイディアであるかのように思えます・・・。

ところがですね・・・。これは警察のジレンマと全く同じ構造なのです。

どういうことかと言いますと、そのような知識を詐欺ないし業者に学ばれてしまうリスクをはらんでいるということです。

警察は犯罪の事例などを広く周知し、啓発し、未然に防止したいと考えていると思います。ところが、それらを詳細に公表してしまうと、犯罪者は・・・

「ああ、そうなのね?それじゃ、それを回避して別の方法でやりゃいいのね・・・。ウシシ」

という危険性があるわけです。

ですので、セミナーを開催したり、出版したりということが広く社会全体の利益にならない可能性を考えますに軽はずみには出来ません。

困ったものです・・・。

ですが、そのような詐欺ないし業者からの申し込みは全てスクリーンショットに残しております。

現段階ではネタストックくらいしかやりようがないのですが、引き続き何か良い手を考えようと思っております。

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