渋谷のカウントダウンをアップデート
本日もニュースから。
年越しで渋谷駅ハチ公口が封鎖されます。
まぁハロウィンであんなことがあったから当然っちゃ当然でしょう。
ネットのクチコミを見ると「馬鹿」だの「低俗」だの批判の嵐。
まぁ仕方ないでしょう。
ここ5~10年くらいでしょうか。
ハロウィンやサッカー日本代表の試合後、そしてカウントダウンなど、渋谷の街に人が溢れ、さながらパーティーのような賑わい。
(ここでは便宜上渋谷パーティーと呼ぶことにします)
僕は3年前、4年前に連続でハロウィンを見に行きましたが、あの時ですでに大盛り上がりでした。
DJポリスによって交通整理が行われたり、警官や警備隊によって万全の体制を取っていながら、今年のハロウィンではご存知の通り軽トラ横転事件が起きてしまいました。
これからの渋谷パーティーについて
さて、その事実に対して批判をするのは自由ですが、これからの渋谷はどうなってしまうのか、どうしたらいいのかを考えてみます。
まず、なぜ若者は渋谷の街で騒ぐのか。
渋谷で騒いでる若者は別に365日騒いでる訳じゃなく(当たり前ですが)、そういった街に繰り出してお祭り気分という非現実的な環境に対して、過度に便乗しているのです。
でも僕も若者。気持ちはわかりますよ。
昔から「あれはダメ。これもダメ」と街中でいろんな制限をかけられながら育った世代。
その時々のストレスとかじゃなくて、今までの締め付けによる社会に対するストレスを強く感じています。渋谷パーティーで暴れるのはそれを払拭するための良い機会なのです。
最近はできないようになってますが、阪神の優勝時など(近年では2回しかしてませんが)、大阪の戎橋から道頓堀川に若者が飛び込むのも同じことだと思います。
社会に対する締めつけからその時だけでも解放されたいのです。
そんな人達が多数いる中で、「渋谷のハロウィンは世界の恥だ」などと言って完全に抑圧するのは却って逆効果なのかと思います。
でもこのまま放置していてもよくない。
どうすればいいのでしょうか。
僕の一考えを挙げるなら、タイムズスクエアのマネをすることでしょう。
ニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンは世界中から多くの人が訪れ身動きが取れなくなります。
よく言われる話として、あそこに集まる人達はみんなオムツをはいているとか。何時間もトイレに行けないみたいですね。
でもタイムズスクエアのカウントダウンは特段批判もないのです(ミクロな視点では多そうですが)。
なぜなら、あのイベント自体がブランドになり、カウントダウンをニューヨークで過ごすことが名誉になっているからです。
渋谷もそれを真似してしまいましょう。
渋谷もカウントダウンで安全に楽しく盛り上がろう!!
具体的なアイデアは以下の通り。
まず、滞在するエリアと通行するエリアに分けます。
車道なんかを滞在するエリアにして、歩道を通行するエリアにしていいと思います。
通行エリアで立ち止まる行為は一切禁止とします。
警察は隅田川花火大会でその辺の経験があるかと思います。
もちろんハロウィン軽トラ横転事件のようなことのないように車は事前に一斉にどかします。
あとは各所に警察や警備隊を配備しましょう。
つまり、渋谷パーティーをブランドにして、名誉を与えるのです。
そうすれば外国からも人がたくさん来るようになるし、かえって治安も守られるのではないでしょうか。
訪日外国人が増えている現状をうまく活かしてSHIBUYAを世界に轟く交差点にしよう!
そんなことを思ったりしています。