論理的でセンスのいるWebデザイン【ノマドニア体験記05】
現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。昨日と今日の2日間で「Webデザイン」について学びました。
講座の中ではWebデザインを作るときの流れを学び、その基本的なことを抑えつつ、Figma(フィグマ)というサイトを使ってポートフォリオを作成しました。
WebサイトはSNSとは違い、伝えたいイメージが画面全てに凝縮しているものだと思っています。だから、クライアントとのヒアリングを経て、そのイメージを忠実に反映させつつ、細かい点に技術を施していきます。
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今回の講座を聞いて思ったこととして、Webデザインはセンスが必要ではありますが、その制作過程は思っていた以上に論理的だということです。
多くのWebサイトは、近接、整列、反復、コントラストの四大原則により、見やすくインパクトのあるものとなっています。Webデザイナーは、上達の過程でそれらを感覚的に出来るようになったとは思いますが、どのWebサイトを見てもその原則に則って作られているので、必ず意識しなければならないポイントだと思いました。
上手に見えるようセンスを磨いたから彼らは一流のWebデザイナーになっていったと思っていたので、少し意外な事実でした。
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もちろん、フォントや文字、配色、レイアウト、余白のひとつひとつの細かい設定は、原則がありつつもセンスに左右される部分が大きく、Webデザインの肝となる個性が分かれるフェーズだと思いました。
つまり、理系的な論理性を持ちつつ芸術家的なセンスも必要。それがWebデザインだと思いました。
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今回、Figmaで自分のポートフォリオサイトのデザインを考えました。いろんなサイトを見ながらデザインを考えていきましたが、思っていたより難しく感じました。
まだ何も実績と呼べるようなものを持ってないし、コンセプトを考えるのも大変でしたが、いつかポートフォリオサイトに実績をたくさん載せていきたいし、それがひとつ自分の目標になると思いました。
Webデザインは少し難しい。けれど、考える工程はとても楽しい。デザインは興味があるし、パソコンの操作も特に問題がないからやってみたい気持ちが強くあります。
ノマドニアではもう5つの講座を体験できました。どの職種も面白いと思っていますが、Webデザインはその中でも一歩リードしている感覚があるので、もっと突き詰めていき、仕事にできたらいいなって思います。
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