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QRコード決済の展望

今月、最も大きなムーブメントを起こしたサービスと言えば、「PayPay」である。

10月にローンチしたこのサービスはQRコードを利用した決済が特徴である。そして、このムーブメントを起こした要因は、今月から期間限定でスタートした「20%還元サービス」である。

オフライン限定で100億円をユーザーに還元するまさに出血大サービス。

PayPay決済は利用できる店は限られているが、仮想通貨等とりあえずやってみる、でおなじみビックカメラは早速導入し、レジ前には長蛇の列が並んだ。

あまりにも利用者が続出し、サービスダウンしてしまったときもあった。

PayPayがこのようなサービスを実施するのは日本にQRコード決済を浸透させたいからである。

ご存知の通り、日本はキャッシュレス化が遅れており、またクレジットカードの契約料もバカにならない。
また、中国ではわずか数年で市場からまたたく間に現金が消えたくらいの勢いでQRコード決済が浸透していった。
路上の屋台までQRコードで支払える。

そんな際に手数料ゼロのQRコード決済という仕組みが、手数料ゼロでリリースされた。
すでにLINE Payなど先を行くシステムはあったが、このPayPayの勢いに抜かされたのではないだろうか。

QRコード決済の特徴は、クレカや電子マネーと違って機器代がかからないことである。そのため、安価に始められ、リリース側も契約料を低めに設定できる。

今後間違いなくQRコード決済は浸透していく。
暮らしやすい社会がつくられている。

そのときに生き残るのはPayPayなのか、それともLINE Payなのか、はたまた第三極が伸びてくるのか。

今はまだ何もわからない。。。

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