見出し画像

星に願いを

12/3にパークドーム熊本で行われた、女子ハンドボール世界選手権 日本vsスウェーデンを観戦した。

野球以外のスポーツの試合を現地観戦するのはいつぶりだろうか。

熊本はハンドボール熱が高く、1997年には男子の世界選手権も開催されたらしい(初めて知った)。

ルールもわかっていない点が多く、にわかファンとすら呼べないレベルだが、よかったと思えるところとうーんちょっとなぁと思ったところを素直に書きたいと思う。

各項目、勝手に5段階評価で採点してみた。
何かの参考になれば幸いである。

●アクセス… 4
今回観戦したパークドーム熊本へは、県内3地点から「おりひめライナー」というシャトルバスが試合時間に合わせ約20〜30分毎に運行している。
なかなか便利でよかった。
帰りのバスの乗り場が、ややわかりづらかったので、ちょっとマイナス。

●ホームページ… 2
どうも情報が取りづらい。
ペットボトルを持ち込み可なのかどうか調べたかったが、だいぶ手間取ってしまった。
ちなみにペットボトルは持ち込み可で、ビン、カンは不可 (入口で移し替えればOK)であった。

●パンフレット等… 5
かなりよかった。
会場入口で、パンフレット、ハリセン、紙製のカブトを配布していた。
ハリセンがあることで、応援に力が入るし、会場の一体感も出て盛り上がる。デザインは3種類。選手の似顔絵2種類、くまモン1種類。裏面は選手名鑑になっていた。

これがあるお陰でフィールドにいる選手が分かりやすいのだが、地元山鹿を本拠地とするオムロンに所属しているのはどの選手なんだろうと気になった。

選手の所属チームや簡単なプロフィールも書いてもらえると、より応援に熱が入るかもしれない。

また、パンフレットも各チームの情報が、ペンタゴンチャートを交え紹介されていた。
基本的なルールや反則等も書かれており、初心者への配慮が感じられた。

カブトは、試合中頭に被っている人も多かった。なかなかシュールな光景だった。

会場を出るときに気づいたがスタッフの方々が、せっせとカブトを折っておられた。枚数も多く、結構大変な作業だろう。頭がさがる。



●ファンゾーン… 1
ちょっと…いやかなりがっかりした。
ファンゾーンとはいわゆる出店である。飲食店やお土産のブースなどがならんでいるのだが、観客の数に対して、飲食店の店舗数が少なすぎる。そしてなにを売っているか、どこが何の列かが分かりづらく、一旦列の前の方へ行き、売っているものを確認して並ぶ必要があった。

また、回転率が悪く、寒空の下30分以上並び試合開始ギリギリになってしまった。

どうしてもファンゾーンに食べたいものがあるのであれば別だが、買って持って行った方が無難かと思う。

ただ、ファンゾーンに関しては、各出店者に任せる形になるから、大会側で案内のスタッフを配置するわけにもいかないのもしれない。
店舗数に関しても、予算やスケジュールなどの都合もあるのだろう。難しい。


●スタッフ… 4
ボランティアの方なのだろうか、かなりの人数が動員され、案内をしていただいた。
皆さん丁寧な対応で気持ちが良かったが、バス停への案内等ここにも案内の人を置いて欲しいなという箇所と、ちょっと持て余してるなという箇所が見受けられた。
臨時で集められた人たちを、的確に配置するのは難しさを感じた。

●くまモン …5
説明不要の地元のスター。
かわいい。そして働きもん。

●試合… 5
1番安いB席での観戦だったが、思ったよりも近くかなり臨場感があった。
プロ野球で例えるなら、内野のA指定くらいだろうか。

まさに息つく暇もないといった感じで、買ったご飯を食べる間もなく、気づけば前半が終了していた。(ハーフタイムでなんとか食べられた)

試合を見ていると、素人でもスウェーデンが強敵だということに気づき始めた。

守備は固く、日本はなかなか陣形を崩せない。
また、上背があるため、打点の高い勢いのあるシュートが飛んでくる。

序盤こそ日本リードで試合が進んだが、徐々に差を詰められ、逆転され、最終的には34-26で日本は敗れてしまった。

キッカケは、"近くでやってるし、ちょっと面白そうだから"くらいで観戦したが、とても楽しかった。
やはり、どんなスポーツでも現地観戦は素晴らしい。

とりあえず、残りの試合もテレビ中継でおりひめジャパンの勇姿を追いたいと思う。

特にこの時期、18時以降の時間を持て余しているので…

いいなと思ったら応援しよう!