えのぐ 雲外蒼天を終えた今。
2021年12月29日
enogu one-man Live winter-雲外蒼天-
場所はKT Zepp Yokohama
昼の部(壱章)、そして夕の部(弐章)の2回回しの構成で行われたえのぐの2021における
ワンマンライブの締め括り。
私は通しチケットにて両部参加させて頂きました。
今年の締め括り、総決算と銘打っている事もありとても素晴らしく、そして素敵な時間を過ごすことが出来ました。
これは一重にえのぐメンバーの皆様、バンドメンバーの皆様、スタッフの皆様、関係者各位の皆様のお陰であります。本当にありがとうございました。深い感謝を。
以降、人様に見せるような文章ではなく
ただえのぐと出会うまでと、えのぐと出会い受け取ったものを語るだけのただのオタクなので悪しからず。
閑話休題。
私は元々アニソン現場、声優現場のオタクでありました。VRアイドルを追っている今でも根底には根強く残っています。
切っ掛けは...やはりコロナでした。
コロナが流行し始めた頃は今のように配信ライブというもの自体、私が通っていた現場ではあまり普及されていませんでした。
現場参戦、その後円盤に焼き付けたものを購入し懐かしむ程度でした。
それ故にコロナが爆発的に流行してからはどのライブも「延期」「中止」「払戻」などという事ばかりでした。
正直なところ、オタクを「本気」で辞めようとも思っていました。
推しのライブも見れず、音も浴びれず、そもそもどこにも出かけることも出来ず...
そんな折でした。昨年2020年8月9日。
「えのぐワンマンLIVE2020-次章- Day2」
今だから言えますが、来るえるすりーに向けて予習をしておこう!という算段でした...
光り輝くペンライト、生バンドによる音圧、楽しそうなファンの方横顔、そして、ステージでは我武者羅にパフォーマンスする熱いアイドルが居ました...
引き込まれるのは一瞬でした。
その日半年ぶりに現場で大泣きしました。
素晴らしいパフォーマンスと音を浴びれた幸せ。
現場に帰ってきたという実感。
そしてこれからの自身の活力になりうる素晴らしいアイドルとの出会いでした...
さて...
それから早1年と4ヶ月あまり。
数多くのライブを重ねさらに成長したえのぐが2021年の締め括りを私の地元横浜にてして下さった。
しかも!初のZepp!
初めて横浜開催が発表があった3月の臨戦態勢では思わず吠えそうになってしまったくらいにやはり嬉しかった。
そしてライブ自体もやはり今年の締め括りとあり素晴らしかった。
まずはステージ。
ステージ上に階段がありその上にモニターが、その左右には各楽器が設置されていた。
階段は光る演出や、ギターソロに用いられていた。
モニターは階段の上にありやや上に設置してあるが、これは1階席がフラットな為見やすくするため、そして2階席があるためだと思われる。 結果として身長の小さい私も見上げる形ですごく見やすくなっていた。
続いて演出。
ライブハウスならではの演出がある。と事前に告知していた為予想はしていたが、まさかVRアイドルのライブで火を使うとは思わずたまげてしまった(ドラムとキーボードの方々は熱そうであった...)
また、スモークも全開で焚いており何故かワクワクしていた(笑)
レーザービームも満遍なく使われており凄くかっこよかった。
照明もクラップやコーレスのタイミング、スポットの抜き方などライブの練度がなせる技を強く感じました。
そして、えのぐ。
いつもながらに可愛いモーション、アクセント、熱いパフォーマンス、カッコイイ振り付けと緩急かすごく効いていてやはり遮二無二により殻を破ったことは大きいなとすごく感じた。
ずっずはよりダンスのキレ、特に腕や手の振りのキレがよくなっていた上に歌声も安定してきているように感じた。
環ちゃんは今回も全体を使った感情溢れるパフォーマンスがすごく素敵であるが、しっかり冷静なパフォーマンスも出来ていたし、聴かせるアコースティックの際の歌が特に綺麗であった。
ひなおはやはりダンス。
今回よりArmor Breakのソロダンスが進化していた。動きがさらに軽快に。
ショトカにおける大好きだよ(ぞ)!は無限に可愛いと言っている。
所作も可愛さが増していた。
ハルちゃんは1番びっくりした。
ボイパは以前から取り組んでいたがまさかドラム相手に1v1するとは思ってもいなくて唖然としていた。 元々可愛いの権化であった気もするが、ここに来てかっこいいを極め始めている。恐ろしい。
結論から言ってしまえば最高であった。
念願叶ってアコースティックも聴けた。新たな曲たちもどれも一癖も二癖もある素敵な楽曲であり音源が楽しみである。
私は 「えのぐ」 に出会えて本当に幸せです。
彼女たちが常々口にし、掲げる
「世界一のVRアイドル」
「リアルとバーチャルの壁を壊す」
本人たちが言うように容易いことでは全くないと思う。
結成当時を知らない私が言うのもあれではあれなのですが、もうすぐ4周年を迎える彼女たちのパフォーマンスは全く低いとは思いません。むしろ尚も洗練されてきていると思います。
それでも
「結果をださなければいけない」
歌が上手、ダンスが上手、トークが上手
様々に必要な要素。でもどれもそれだけでは確固たる条件には足りえない。
時として運も絡んでしまう。
そんな生き残っていくだけでも大変なこの界隈の中。
今でもVtuberというもの自体が世間一般に浸透しているとは思わない中で、結成当初から今に至るまでは困難ばかりだっただろうと想像には難くない。
そしてこれからにも壁や困難は沢山あるだろう。
だが彼女たちが熱く語る言葉を、夢を私は信じている。現実に変えられると。
来年4周年を迎える彼女たちの飽くなき挑戦を、道無き道を歩いていく姿をこれからも私は応援していきたい。
そう強く思った2021年12月29日。
結局ところどころ限界オタク長文で纏まりきらなかった 健人(Kento_itigoitie)である。
陳謝。
(以下に雲外蒼天のアーカイブもあるので是非)