僕が入社した会社って、こんなところだったよ③
今の会社の業務が忙しくなったこともあるし、ちょっとゴタゴタがあったので、
だーいぶ時間が空いてしまいましたがwww
まあ書き始めたことなので、ちょっと再開してみようかなと思います。
今回書くのは、私が22歳から25歳まで働いていた会社、所謂ブラック企業の
会社の雰囲気について、書いていきます。
パソコンからではなくiPadを活用していくことにしたので、まだ正直書き方に慣れていませんw
会社の従業員数について
兎にも角にもまず従業員数ですが、当時は30人ほどだったことを記憶しています。
実はこの会社、普通に募集はしていないんです。
ネズミ講のような会社というのでしょうか。
紹介制で従業員数が入ってくるのが特徴なんですよね。
ある従業員は、誰かの友達、後輩、恋人、、、、
という固い絆を持ったような仲で、この会社に「入社」してくるわけです。
まあ前回の記事でも書きましたが、従業員と言いつつも幹部以外は全員個人事業主なんですけどね!!
個人事業主から搾取しまくれるのに、なぜ紹介でしか入社できないのか。
・・・勘の良い方はお気づきでしょう。
そう。
辞められないのです。。。
この制度については、また別の機会に。。。
会社の男女比率に関して
ほぼ7:3くらいで男が多かったです。
男は幹部はヤンキーな感じ。女性幹部はいない。
働きアリ君たちはこんな感じです。
男:信者君
リーマンショックの影響を受けまくった、新卒者
派遣から派遣を渡り歩いてきた、就職困難者
借金まみれの男
住所不定のやつ
明らかに言葉を話すのが変な、少し障○を持った人
女:信者君
キャバ嬢
普通のやつ(彼女として入社)
信者君とは何者か。
これは、会社の会社幹部、特に社長を神として讃える人たちです。
会社とは宗教です。これはこの会社に限ったことでは無いですね。
どの会社も理念があり、文化があります。
この会社にとっては、理念は「社長を幸せにすること」
「金持ちになるのであれば、社長を金持ちにさせること」
これを理念として動いている会社なのです。
まあ、これ自体は特に悪いことではなく、普通のことですよね。
ただし、他の会社と違うところ。
ここは熱狂的な信者がいるのです。
会社の雰囲気
会社の雰囲気は、「タ○ンワーク」によく使われる文言が当てはまります。
「明るく、皆んな仲のいい、アットホームな会社です」
はい。その通りの雰囲気です。
基本的にアッパーな雰囲気です。
イケイケどんどんな感じです。
表向けは愛に満ち溢れた会社のイメージで売っているので、まあそれを表現していたのでしょう。
しかし裏では、どこかしら疎外感を感じる雰囲気が多々ありました。
1番流れていた言葉は、「空気」「空気を読め」
社長、幹部の言いたいことを言わせる、言わせろ、従えな会社なので、場の空気の読みは通常の会社の比にならない感じがありました。
私は他の会社に出向している、所謂出向組でしたが、内勤することもありました。
社長や幹部のいない社内では、3人程の内勤者が働いています。
アシスタントさんですね。
そして毎日出向組が顔を出します。また別の機会に書きますが、どこに出向していようと、毎日会社に顔を出さなければいけないという、暗黙のルールがあるのです。
ここで女性社員がいつも泣いていたのを今でも強く覚えています。
本来ならば新幹線で通勤するべき距離の出向先に、在来線で通っている。
その訳は・・・・・
交通費を浮かすためです。 交通費は自費なんです。
月に総支給での給料は14万。
そんな給料の中から、自分が働くための交通費を捻出していかなければなりません。
女性社員は、泣いていました。
そして幹部・社長が帰ってくると、元気な女性の「フリ」になるのです。
会社内には、そんな暗い一面が漂っていました。
誰しもが信者じゃない。
不況の煽りを受け、やっと就職先を見つけたのがこの会社。
親御さんも喜んでいたことでしょう。
自分自身も喜んだことでしょう。
しかし実は。。。。。毎日グッドウィルに行って働いていた方が、ずっと儲かるんですよね。
こんなエピソードもありました。
毎月1回「幹部会」と言われる会議があります。
マンションの1室の会社なので、リビングに集まり、社長と幹部が経営について会話するのです。
しかしこの会合は、一般社員は参加自由なのですが、参加は半強制でした。
会社の経営状況を聞きたくない一般社員なんているの??
ということで、全員原則参加の方針がとられています。
この会は苦痛でした。体力的にも。
幹部以外は傍聴席のような感じなので、全員立ち見なんですね。
経営の話は30分程度。 残り2時間半近くは、会社に対する愛をぶちまける会となっていました。
全員発言なので、全員発言するまで終わりません。
3時間、ずっと立ちっぱなしで、本当にきつかった・・・
そんな中、とある男性社員が発言します。
「健康診断って、会社のお金で受けることはできないですか?」
この会話も強烈に残っています。
社長、幹部から、「なんで猛烈に働かないといけない時に、健康診断なんて無駄な金出さなきゃいけないんだ!」
一般社員(特に女性信者)からも批難の声が上がります。
男性社員は何度も謝りました。しかし全員が批難するまで終わらないんですね、
ゾッとした会合でした。
どこの会社にも、陰口や陰湿なイジメはあるものです。
しかしながら、この会社は組織が小さいためか、イジメられるものは、会社くるみで徹底的にイジメられます。
社長・幹部が無能と見做した人間は、他の社員(特に女性信者)からも徹底的に無能扱いされます。
そしてこの会社の怖いところは、とある理由により簡単に辞めれない仕組みになっています。
そのため、完全に骨抜きにされた社員は「飛びます」
ある日突然、出社(出向先にも)しなくなるのです。
この場合、即日アパート、実家へ幹部と社員が押しかけます。
私も一度行ったことがありますが、闇金の取立てのような感じです。
身元不明になっていくのです。
人間関係は、ある意味良好な会社だったかもしれません。
しかし私はどこか疎外感を感じた会社でした。
裏ではこんなこと思われないかな。嫌われないかな。
そんなビグビクした雰囲気を、入社して3年間、毎日感じていたことを思い出します。
今日は私が入社した、とある企業の雰囲気について記載させていただきました。
次回は、会社の制度なんかも、書いていければと思います。
あとは、最近書きたいことたくさんあります。
時系列が変になりますが、色々なことを書いていければなと思います。