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“子のない人生”を手放した理由

タイトルは大層ですが、子供を欲しいかな、と思った理由です。
子供は授かりものと言いますが、現代ではある程度コントロールできる部分も多いと思っています。

(あと、産んだのは妻なので、私は大きな顔はできませんが…)

ちなみにタイトルは酒井順子さんの本からインスピレーション。子どもがいなくても人生を謳歌されてる姿が素敵でした。
子の無い人生 (角川文庫) https://amzn.asia/d/hlTBNv4

今でこそ子供を授かりましたが、
少し前までは子供を持たない一生を過ごそう、と
夫婦で話していました。いわゆる「ディンクス」です。
そんな僕らが何故、子どもが欲しいと思ったか、
せっかくの機会なので、言語化してみようと思います。

身内の不幸

ライフイベントについて、お祝い系が出尽くして、残りは葬式しかない、ということに気づきました。
身内の不幸があり、これからは家族が減っていく一方であることに、そこはかとない寂しさを感じました。
自分の仲間(家族)を増やすという意味で、子供を授かるというのは良いことのように感じ始めた大きな出来事でした。

生活の安定

結婚をし、今住んでる家にも慣れ、目標の資格も取得、収入も増え、生活が安定して、でも逆にこの先がないように感じました。特にコロナ禍では暗くなることが増えました。



理解ある周りの大人

上の世代の「子供はいいぞ」という言葉に、聞く耳を持つようになったと思います。

いつぞや、年上の方に、子供が欲しくないと打ち明けたことがありました。その時に言われたことは、
それでいいんじゃない?子供はかわいいから、絶対持つべき、ということでなく、まだ時間があるから選択肢としてはまだ持っててもいいんじゃない?
という言葉に救われたように思います。

結論、こどもはかわいい

今思うことは、子供は圧倒的にかわいい、それだけです。
自分を求めてくれてるのも嬉しい。自己肯定感にも繋がります。
自分と自分が好きな人を掛け合わせた見た目と遺伝子を持ってるなんて、それは好きになります。
よく出来てるな、人間って、と思いました。

今日も息子に癒されてます。

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