NOT TO DO リストのススメ できる40代は、「これ」しかやらない/大塚 寿
今日は、こちらの本の紹介をします。
人生の先輩方がどんなことを考えて過ごしているのか気になって、最近こういった本を読んでいます。
この本では、日本人の労働生産性の低さは、無限にやることを作ってしまう「TO DO リスト」の存在が原因なのでは!?と述べています。
著者が推奨する「NOT TO DOリスト」を作成する上で必要なことは、
ただ不必要だと感じる業務を列挙するだけではありません。
ひとつひとつのタスクを、
「個人的なこと」と「組織的なこと」に分けて考えてみることが必要だとのこと。
そのふたつの中で問題となるのは、やはり「組織的なこと」の方です。
理由は自分だけでは解決しないからです。
その中でも、この本では会議にまつわる無駄についての記載が多かったです。
私も先日の会議で、普段なら未だに書類をすべてコピーして全員分配って用意するものを資料のメール送信のみで済ませました。
自分でコピーを用意して会議に臨んだ比較的年配の方もいらっしゃいましたが、半分以上の方はメールから資料の閲覧して対応をしていました。
これを続けていくことで、
「普通」が出来ていくんだなと思っていました。
我々の様な信用金庫では、急いで自ら変化をしなくてもまだまだ大丈夫だろうという空気があります。
しかし、世の中は物凄い勢いで変化し続けています。
会議の件はほんの些細なことですが、世間からずっと置いていかれている気がしてならないのです。
これからの普通を作っていくのは、私たちです。
人生の目標は、豊かな老後を過ごすこと。
そこから逆算した日々を過ごします。