営業が出来るのと、向いているのは全然違う
営業としてやっていくのに、必要な資質や要素はたくさんあると思います。
信用金庫でのキャリアは8年目に入りました。
私は、仕事をやっていて、別に出来ないとも思わないけどうまくいっているとも思わない。
ここ数年ずっとそんな感覚でいます。
それは、ある程度のレベルまで成長した後に現れる、相当な決心がないと越えられない壁にぶつかっているのかもしれません。
1.営業の仕事が出来るということ
「デキる営業マンに必要な資質はなんだと思いますか?」
そんな質問を投げかけると、
・コミュニケーション能力に長けている人
・愚直に行動し続けられる人
・傾聴力があって、情報収集が上手な人
そんな答えが多く返ってくるんじゃないでしょうか。
たしかにそれらは、どれが欠けすぎても、営業成績でトップになったり、社内営業でもうまく立ち回ったり出来ないと思います。
どれも重要な資質ですよね。
2.営業の仕事に向いているということ
私は上で挙げたような能力が大きく欠けていると思ってはいません。
自分の言葉や行動によって、目の前の人を動かさないと数字にならないので、最低限のものは持っていると思います。
コミュニケーション能力も、行動力も、情報収集能力も、社会人として必要だからと後天的に身に付けたものが多いです。
しかし、ある部分大きく足りていないが為に、自分って営業に向いてないなあ、と思っているのです。
3.圧倒的に足りないと感じる「〇〇力」
私が自分にとって圧倒的に足りていないのは、ズバリ「数字への執着力」です。
営業マンが期末やキャンペーンの終盤などで力を発揮して、トップを取るために必要な能力はこれだと思います。
性格としては、負けず嫌いでしょうか。
私は、ある程度まで数字を作れたらそれで良くて、絶対に誰かに負けたくないみたいな気持ちはあまりありません。
正直言ってどうでもいいんです。
目の前の数字を追い求めることに対して、夢中になれないんです。
そういった場面で、負けなくない気持ちを出して駆け登っていく人を見るたびに、私はあまり向いてないなあと思うわけです。
4.更にそれを継続させなければいけないなんて!!
ただでさえあまり負けず嫌いを発揮出来ず、数字への執着が無い私は、
毎期毎期常に行われる競争を戦い抜くことはとても困難なことだと感じるわけです。
常に何らかのレースに参加し続けなければならないサラリーマン人生では、
なるべく長い期間負けず嫌いが続いた方が輝けるんじゃないかなと感じます。
そういった気持ちと、正しい行動が合わさって爆発的な数字が残せるんだと思います。
私は、この負けず嫌いは後天的に獲得出来ませんでした。
そして、これからも少なくとも営業という仕事に対して、負けず嫌いは発揮出来なそうだなと思っています。
5.まとめ
人それぞれ、何に執着心を持って行動出来るかは異なると思います。
私にとって、それは営業という仕事じゃなかったのかもしれません。
一生懸命取り組んだからこそ、そう思いますし、そこに悩んでいるわけではありません。
たくさん動いて、自分が情熱を注げるものも見つけたい。
いくらでも可能性はあります。
人生の目標は、豊かな老後を過ごすこと。
そこから逆算した日々を過ごします。
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