hayate from the street.
Orca-Lucaの最新作である2nd e.p.「hayate」が5/5に配信でデジタルリリースされた。
正確には5/16にApple MusicやiTunesでの取り扱いが始まったので、完全なリリース完了は16日なのだけれど、(私の完全なるヒューマンエラーによってこのズレはもたらされました。猛省)
みなさま健康にお過ごしですか?
どうでしょうか、新譜楽しんでいただけていますでしょうか?
お久しぶりですOrca-Lucaのギターボーカルとオタク担当のケントカキツバタです。
・今回のアルバムについて
実は5/28にレコ発のイベントを横浜で開催する予定だった。
というのも、2019年は「関東ギターエロス」というイベントへの参加の流れもあって、自身の主催するイベントというのがなかなか打てずに、
お誘いいただいた日にオナシャスと出演しに行く流れが多かったのだけど
「2020年は本腰入れて音楽もイベントも能動的に作っていこうぜ!」と今年の頭にミーティングを行い、やんややんやと能動的に準備していたら、僕らの住んでる宇宙船地球号は能動的にとんでもないものを作りやがりました。
そうです、新型コロナウイルスです。
・灯火
コロナウイルスの影響は僕らの想像をはるかに超えるもので、音楽、ことライブハウスを取り巻く今までの常識、今まで僕らの日常というものは波に飲まれる砂の城の如く簡単に消え去りました。
(そして個人的予想だけど、すぐにハイ元通り!となることも無いんじゃないかと思ってる。段階的回復になるのでは)
練習のためのスタジオにも行けず、大好きなメンバーともPCやスマホの画面越しでしかコミュニケーションを取ることができない。
馴染みのライブハウスは営業停止を余儀なくされ、ライブハウスが人との交流の場だった僕はいとも容易く純度の高い孤独を手に入れました。
Orca-Lucaも予定されていたイベントの一切が吹き飛び、一同かなりゲンナリしきっておりましたが、それでもなお、一度燃やした火を絶やさずに今日まで来れたのは間違いなく「hayateを完成させなければ」という共通の命題がそこにあったからです。
一曲一曲話していくのは5/16のツイキャスであらかたやりきったので、このnoteで細かく言及はしないけど、とにかく「良い楽曲が出来上がってきたからパッケージングしようぜ」、というバンドとして凄くストレスのない出し方ができたのが一番嬉しかったかな、と考えている。
ましてやこのコロナ禍の中で、いろんなバンドが今後の動き方をしっちゃかめっちゃかにされているご時世だ。
無事有言実行して5月にリリースができて本当に良かった。
改めて、息を呑む美しさのジャケットイラストを書き上げてくれたイラストレーターのこま氏(@iro_dori_01)と、
レコーディング、ミックス、マスタリングまで精神的、物理的な最高の相棒でいてくれたgaze//he's me(@gaze_he_z_me)両名にはこの場を借りて最大級の御礼を申し上げまくりたいと思う。
本当にありがとう、そしてこれからもよろしくな。
・って言ってるけど実際どうやって聴けんの?という方
「hayate」は各種サブスクリプション配信サービスで聴けるのでお好きなプラットフォームでバチコリ聴き倒してください。
→コチラ
そしてインディーズバンド配信サイト「eggs」でもhayateの公開が開始されました。
なんとこっちでは期間限定公開されていた「狼になりたい」という曲も一緒に配信再開されているという大盤振る舞いっぷり!
→eggsはコチラ
・hayate from the street
これは僕の大好きなライブハウス、横浜B.B.STREETで5/28に行われるはずだったhayateリリースイベントのタイトルだ。
横浜のライブハウスはいろんなところでお世話になっているけど、唯一自主でのイベントを開催したことがなかったライブハウスでもあり、僕が高校生くらいの時から出演してたハコであり、大好きな友達が店長だったりPAだったりスタッフで働いてたり酒飲みまくってたりしてる、端的に言って僕の秘密基地みたいな場所なのだ。
hayate from the street、良い名前でしょ。
春の風はストリートから吹き始めるんだよ。
絶対に幻で終わらせないからね。