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映画『君たちはどう生きるか』(ネタバレなし)

宮崎駿監督が原作・脚本・監督した作品『君たちはどう生きるか』を見てきました!夢の中にいるようなとても不思議な作品でしたが、宮﨑監督が今の時代に問いかけているものは何か?と考えながら最後まで一気に見てしまいました。

この作品は一切、公式サイトもなく、宣伝などでも概要も明かされず、謎多きまま公開されました。そこでネタバレを避けるため導入部分だけ書きます。

映画は第二次世界大戦の戦火の中から始まります。

あらすじ(導入部分)
3年後、父と二人になってしまい東京を離れてきた少年・マヒトは、父の再婚相手と出会います。それは空襲でなくした母の妹・夏子でした。
屋敷に着くと、奇妙なアオサギが飛んできたり、7人の不思議なおばあさんたちがいてなんだか怪しげな雰囲気でした。
そして、マヒトが屋敷の庭を散策するうち、アオサギの抜けた羽根に導かれるように、庭の奥へ。そこには洞穴があり、その先には塔がありました・・・

ここから、どんどん不思議な世界に入っていきます。

この胡散臭いアオサギの目が。。。意外な展開に

次元を超えた体験をしながら、少年の成長と新しい母を受けいれられるかどうか?その姿が描かれていくのですが。まるで夢の中のように、次から次へと出来事が展開していきます。きっと一つ一つのエピソードに、宮﨑監督なりの思い入れがあるのだと思います。何度も見るうちにそれがわかってくるのかもしれません。
今後、見た人たちが、「あそこはこんな意味があるのでは?」「ここにはこんな意味が」と議論を巻き起こしそうです。

ただ、僕自身は、みんなが勝手にいろいろ意見や考えを言い合っていく姿を宮﨑監督は逆に楽しんでいるのではとも思ってしまいました。笑 それくらい、不可解だったり、意味深だったり、いろいろ考察の余地のある映画なのです。
あと、ワラワラというキャラクターが可愛くて、今後そのファンができるのではと思いました 笑

ぜひ皆さんもご覧になってみてください。

映画『君たちはどう生きるか』
監督・原作・脚本:宮崎駿
声の出演:山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉(特別出演)、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、大竹しのぶ、國村隼、小林薫、火野正平 他
主題歌:米津玄師『地球儀』

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