【YouTube】登録者数千人、一万人を目指したい人がすべき施策~チャンネル運用基礎編~
前置き
本記事は前回の「【YouTube】登録者数千人、一万人を目指したい方がすべき施策 〜チャンネル設計篇〜」の続きとなっています。
まだそちらを読まれてない方はぜひ下のリンクからお読み下さい。
今回はYouTubeを伸ばしてきた上でベースとなった知識をシェアします。
僕しか知らない知識というより、YouTubeクリエイターアカデミー、他のYouTubeマーケターの方も言っている内容になるかと思いますので知っている人は答え合わせのつもりで見て頂ければと思います。
もし「ここは違うよ!」ってところがあればTwitterの方までDMで教えてください。
伸ばす上で重要な要素
企画・チャンネル統一性
前回の記事でも紹介しましたが、ジャンルの統一性は重要です。
例えば
など毎回投稿する動画ジャンルが変わってしまうとユーザーが迷子になり、固定のファンが付きにくくなってしまうためです。
ここは一つだけに絞って成功したチャンネルもありますし、数個に分けて成功したチャンネルもあります。
自分の実績で言えばレモンチャンネルではざっくり3つの軸に分けてきました。
全て筋肉に関連する事ではありますが、ある程度軸を分散させユーザーに刺激が入るようにテストしてます。
最近ではトレーニーあるあるに変わるような軸を探しており、チャンネルを見ての通りABテストを繰り返してます。
YouTube検索のワード意識
後述する関連動画、ブラウジングが重要なのは言うまででもないのですが、
チャンネルの初期戦略としてYouTube検索から流入させる事は非常に有用だと思います。
ある程度育ったチャンネルだと流入経路は関連動画、ブラウジングが8割。
残りがチャンネルページ、YouTube検索だと思います。
※ショーツは除きます
ただチャンネル開設初期ではそうはいきません。
そもそも登録者も少なくチャンネルも認知すらされてないのでYouTube側も関連動画やブラウジングによっぽど需要のある動画でない限り載せてくれません。
まずはYouTube検索から市場に動画が出回っていないけど需要のあるニッチなジャンルを見つけましょう。
例を挙げれば、
二年ほど前に私が運用してた女性向けダイエットチャンネルでは
「筋トレ バストアップ」
というワードがほとんど動画が上がっておらず、How to動画を上げてみたところすぐにYouTube検索から流入できました。
当時チャンネル登録者数は一万人もいなかったのですがYouTubeSEOで
「バストアップ」
で一位になりそこからファンを多く獲得する事ができました。
細かい数字の記憶は正確ではないのですが、YouTube検索だけでも数十万再生されていたと思います。
最近レモンチャンネルを運営していて見つけた成功事例で言えば、
100日後にムキムキになる男さんが出している、
【筋トレ初心者】ゴールドジムに通うべき決定的な理由を教えます。〜ジム選びのメリット・デメリット〜
という動画が参考になると思います。
現時点で登録者数を隠されているので正確な数字は分かりませんが1,000人前後の登録者数で2万再生ほど回っています。
おそらく
「ゴールドジム」
「ゴールドジム 入会」
というワードに需要があったにも関わらず、動画がそこまでなかった為ここまで再生されたのだと思います。
関連動画への意識
伸びてるチャンネルは関連動画を意識してると言っても過言ではないかも知れません。
事実何名かの10万人以上登録チャンネルの方に
「何を意識してチャンネルを伸ばしましたか?」
と聞いて
「関連動画でどこを狙うか」
と答えられた方も複数名います。
今回は初期戦略についてお話します。
結論から言うと今伸びている1,000人~50,000人登録の関連を意識する事が良いと思います。
チャンネル及び動画はYouTube側にランク付けされています。
※これはYouTubeクリエイターアカデミーの方でも明記されています。
YouTube側はチャンネル・動画の再生時間・視聴維持率・クリック率など様々な要素を元にランク付けしており、同じレベル・ジャンルのランクにおすすめ動画や関連動画として表示されます。
いきなり10万人や100万人登録者がいる動画の関連に載る事は難しいので、まずは少し上のランクのチャンネルを意識しましょう。
最近ではアナリティクスに「このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル」にてどのようなチャンネルに関連動画として載っているのかわかりやすく表示されるため、参考にしてみてください。
また自分のチャンネル内で関連動画を意識する事もでき、レモンチャンネルの例で言えばサプリメントレビュー系の動画はそれぞれ関連動画に載りやすくなっています。
視聴者維持率、総再生時間
先述の通りYouTubeはチャンネルや動画をランク付けしており、伸ばすためにはこのランクを上げて行く必要があります。
ランク付けをされる要素で視聴者維持率・総再生時間があります。
つまり、できるだけ長く・視聴維持率の高い動画が最強です。
ただ全ての動画をそうする事はできないので、私がしている意識を共有します。
長い動画・普通の動画・短い動画それぞれ意識を分けていて、
長い動画(20分以上):視聴維持率30%以上、総再生時間重視
普通の動画(10分~20分):視聴維持率40%以上、総再生時間はそこそこ
短い動画(10分以下):視聴維持率50%以上、ガン無視
ただ再生数がグンと伸びるのはレモンチャンネルの例では20分以上の動画が多く、短い動画は後伸びしにくいです。
あくまでこれは私の実体験と感覚ですので他の事例も知りたい方はStockSunの株本さんが視聴維持率に関する資料を公開していたので参考にしてみてください。
↓資料↓
視聴者維持率を上げるための細かいテクニックについては次回以降の記事でお伝えさせて頂きます。
YouTubeshorts
今もっともキてるコンテンツです。
レモンチャンネルをYouTubeshortsで知ったという方も少なくないのではないでしょうか。
結論、チャンネルの立ち上げ初期は普通の動画を作りつつサブでshortsもやることをおすすめします。
shortsは認知を取るために非常に有用なコンテンツです。
ある程度戦略的に撮ってしまえば雑に1,000再生以上…チャンネル登録者数に限らず10万再生、100万再生取ることもできます。
普通の動画ほどではないのですがざっくり200再生で1人くらい登録者が増えてます。
今チャンネルを伸ばす上でshortsはやった方が良いのは間違いないのですが、これだけをメインにする方は要注意です。
あくまでshortsは入り口として使い、メインとなる動画への導線に使う方がベターです。
ちなみにshortsでの収益は画像では隠されていますが、数百円のレベルです。
shortsをできるだけ失敗しない方法をお伝えします。
なるべく演者キャラクターは出さず、少し広めの視聴者に見てもらう意識を持ってください。
具体例を出します。
日本の筋肉業界で認知度があるボディビルダー山岸さんが
「世界の山岸がベンチプレスマックスに挑戦してみた」
というshorts動画を出したとしましょう。
※あくまで例で個人名を出した深い意味はありません。
これを添削するとしたら、
世界の山岸 → 日本トップのボディビルダー
という感じに筋トレ業界は知らないけどボディビルダーという存在は分かるというキャラクターに変更しましょう。
shortsの特性として普段見てくる潜在視聴者以上に全く関係ない視聴者にまで届くのでそれを踏まえた上でタイトル設定、企画しましょう。
特に今YouTube自体が「あるあるネタ」を推しているので、ここに乗っかるのはアリだと思います。
レモン式あるあるをぜひ使ってみてください。
↓YouTubeクリエイターのツイッター
終わりに
今回はYouTubeを伸ばしていく基礎、前提知識をお伝えしました。正直noteには書ききれない知識、テクニックもありますがもし質問やこのnoteに関して指摘がありましたらTwitterまでご連絡ください。
Twitter
次回の記事ではチャンネルを成長させる上での細かいテクニックや小手先の技をお伝えしようと思います。
記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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