意匠設計 不燃化粧板アイカショールーム感想(一部)
今回、アイカのショールームに行ってきました。
そこで、アイカの商品について説明します。
排煙設備の告示緩和で内装に不燃物を用いなければなりませんでした。
しかし、意匠にもこだわりが必要なため、アイカのメラミン版を化粧材として用いる
ということになりました。
そこで、不燃化粧板について何パターンかお伺いしたのでご紹介します。
セラール:不燃メラミン化粧板
メリット:デザイン性がよく、施工性がよい
デメリット:小口がしろくなり、小口を止めるものが必要
オルティノ:粘着剤付化粧フィルム
メリット:パネル化することで大型施設などにも使える。基材にあわせて曲げ合わせて貼ることが可能。
デメリット:施工手間がかかる(壁などに使うと現場で貼り合わせるため)
※エンボス不燃化粧板など3次元に加工された化粧板もあります。
マーレス不燃:耐摩耗不燃化粧板
メリット:擦り傷や汚れに強くリーズナブル。長手方向は巻き込みで使用可能
デメリット:ケイカル板下地なので、打撃系のものには弱い
このように、種類は不燃でも数多くあり時代とともに変化するため、お客様と決める際はできる限りショールームに行って決めた方がよいです。
また大切なことは、小口の収まりがどうなるかと現地で作るかパネルで作ってくるか、現地での施工手間がどのくらいかかりそうかなどの点をデザイン以外にも考える必要があるでしょう。