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70億総レコメンデーション社会

レコメンデーションの時代だと言われている。

要は、「買うモノ」や「使うサービス」を選ぶ際に、ググるのではなく、誰かからの紹介をアテにするということだ。

この事象の背景としては、

①いまの時代は情報が増えすぎて、ググるだけではく調べきれない。

②機能と値段の相違があまり図れなくなってきたため、買う理由にそれら以外の要素が必要になってきた。 

あたりだろうか。

ここまでは、昨今のビジネストレンドとして、耳にタコができるほど聞いた話

ただこれからは、買うモノや使うサービスだけじゃなくて、「人」もレコメンデーションによって会ったり、興味を抱いたり、好きになったりするのだなあと、鳥井さんのブログを読みながら思った。

最初の買うモノや使うサービスの話に戻ると、ここで1番重要なのは、「何を」紹介してもらうかじゃなくて、「誰から」紹介してもらうかだ。

自分で「何を」選べばいいのか判断しきれないから、自分が信用しているその「誰か」の視点を、借りようという魂胆。

ぼくのなかでは、昨今のビジネストレンドはここで止まっていたのだけど、昨日の話を踏まえれば、その「誰か」を選ぶ視点も、「誰か」に委ねていく。

まあでも、考えてみれば「人の種類」が、1番世の中で検索しきれないジャンルかもしれない。

そもそも数が多いし、その人に対する情報(商品)でいう機能や値段)も、全て知るには時間がかかる。

となるとぼくたちは、誰かから紹介された誰かから紹介された誰から紹介され(ry、商品を選ぶということになる。

これはつまり、どういうことかというと、これからの時代は、「つながり」とか「関係性」とか、その言葉だけ聞くとすごい宗教チックな結論に至る。

自分は誰かから全力で紹介してもらえるような人間になれば、多少はこの世の中、生きやすくなるかもしれないし、逆に、自分が誰か他の人を全力で紹介できるような熱量やスキルがあれば、多少はこの世の中、生きやすくなるかもしれない。

紹介され、紹介しよう。

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藤本 健太郎 / 編集者
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