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ヨルノヨ2024

去年もアップした「ヨルノヨ」。
 
横浜の風物詩として定着した感があるけど、年々パワーダウンしている気がして、もっとも人が集まりそうにない山下公園へ行ってみた。 

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO2000 f/3.2 1/40s 15mm

この構図は、まさに絵葉書。
定番だけど、山下公園へ来ましたよ〜な1枚として、とりあえず撮ってしまう1枚でもある。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/4.5 1/40s 15mm

やっぱりだけど、金曜の夜とは言え、人が少なすぎる。
去年はこんな感じだったから、かなりの差があると思うのだが・・・

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO6400 f/3.2 1/8s 15mm

夜空に向けたライトの線が人を呼ぶのだろうか。
それともイベントエリアを狭めたせいなのだろうか。
いずれにしろ、去年はかなり派手だった。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO6400 f/3.5 1/8s 15mm

今年、この本牧側のスペースはイベントエリアになっていない。
だから仕方なく、噴水からみなとみらい方向へ向かってみると、こんな感じの世界ができていた。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/2.8 1/40s 15mm

そばを歩くと、そこにライトによって象られた図形が照射される仕組みになっていて、子供達ははしゃいで走り回っている。
時間によってその図形は姿を変え、こんな形も見せてくれた。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/3.5 1/40s 15mm

去年と違うのは、あの夜空に放たれる光のラインが少ないこと。
ここでイベントやってます・・・なアピールが弱い事は否めない。
だけどちゃんと、象徴的な青い光のラインは夜空に向けて放たれてはいた。

EOS R5 RF70-200mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/3.2 1/50s 70mm

噴水エリアからレストハウスがある方向に向けて、波打つ様に緩いカーブを描きながら並ぶユニット。
 
この独特な直線的な形が曲線だったら、エイリアンの卵っぽく見えるのかなぁ・・・なんてどうでも良い事を考えつつ、その変化を捉えてみる。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/3.2 1/50s 18mm

無機質な音が奏でるメロディーの様なものに合わせ、色や投射する図形を変化させ、青いライトは何分かに1回、夜空に向かって放たれる。
 
いきなり寒くなったせいも、あるのだろう。
ユニットの並びが作る光の道をゆく人達の距離はタイトで、1人で撮ってる自分は余計に寒さを感じて、苦笑い。

EOS R5 RF70-200mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/5.6 1/40s 200mm

結構な数、シャッターを切ったけど、モチーフが同じなので写真に変化が少なくて面白みに欠けた。 

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/4 1/40s 15mm

レストハウスでクラフトビールを飲むかなぁ・・と歩いてみたけど、寒くて冷たいビールの気分がどんどん失せていく。
 
レストハウス「The WharfHouse」は、地産地消的なフードとクラフトビールがあって、外で過ごすのに丁度良い時期にはビールをテラスで楽しむのが好きだった。
 
でもそれはユーザーが最も多い昼間の話で、夜となるとフードがちょっと寂しく、しっかり食べたい人は近隣の老舗レストランや中華街方向へ向かう人が多いので、今更あそこで晩飯では無いな・・と思うのだ。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/3.2 1/50s 15mm

遠くに「The WharfHouse」を見ながら、中華街方向へ進路変更。
ちょっと歩くと本町通りに出るが、先日よりもしっかりと紅葉していたので広角レンズらしい1枚を狙ってみた。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/4.5 1/30s 17mm

観光客が訪れるエリアは、自主的にライトアップする所もあって、この道を挟んだビルの1階は何事?って思うレベルでライトアップ! 

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/4.5 1/250s 33mm

結婚式場の受付があるビルだから派手にしたのかな?
・・なんて邪推をするけど、LEDが熱を発しない&消費電力が低い事から、街路樹にもライトアップしてしまうのを見て、植物的にはどうなんだろう?って思うのは昭和生まれな常識の為せる技。 

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/5 1/50s 15mm

と言う事で、中華街で暖かい物でもと店を探すと、既に入店不可な店が多数。
まだ20時半過ぎなのに・・とぼやくが、コロナ禍の影響で飲食客の退けが早くなり、加えて忘年会シーズンでそうなっているようだ。 
 
仕方なく流れ流れて行きつけの店まで行って、お酒と「牛すじと大根の煮込み」で温まる事にした。

EOS R5 RF15-35mm F2.8L IS USM
ISO3200 f/4.5 1/100s 35mm

それにしても今年の「ヨルノヨ」のパワーダウンは、ちょっと大きい。
円安、物価高騰、人件費アップ等々、様々な要因があったと思うけど、それにしても予算削り過ぎなのでは?って、市民としては思う。
 
アート系な予算や観光政策予算は、インバウンドや他自治体からの流れを促進して経済効果を上げる目的があるのだが、その予算は物価高騰の流れを読み切れていないという予測もあるけど、やっぱり税収減ってのもあるのだと思う。
 
いや、例のふるさと納税ですよ。
横浜市は日本全国1位の税収減で304.7億円の減、受け入れた税を引いても298.1億円のマイナスになっていて、市民の為の税金が外に流れてしまっている事には、かなり悩ましい状況だと言えそうだ。
 
減った税収の1/100でも観光政策につぎ込めたら、もうちょっと派手にできそうだけど?・・と思ったりもするけど、どうなんでしょうね。
 
ただ、「ふるさと納税」もそろそろ条件等を厳しくするとか廃止するとかしないと、ダメなんじゃないかって思っている。
 
だって、納税じゃなくて寄付なんだし、その額全額が自治体に行くワケじゃ無くて、返礼品や仲介業者等のコストに流れてしまうので、実質目減り。
 
と言うか、そもそも税ってそういうモノじゃないって思うんだよね。
ま、300億近い税収が他の自治体に流れた結果、行政サービスが弱くなるってのは納税者としては不満です!
 
あ・・・
飲み過ぎみたいです。
 
来週は、何をアップしようかな。
クリスマス系なライトアップってのもアリだけど、正直言って新鮮味が無いので悩ましい。
 
と言う事で、もうちょっと飲みつつ考えよう。

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