パラトライアスロン
今週末の13日と14日に開催される
「ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会」
はオリンピックに繋がる世界最高峰の大会で、
世界を転戦しながら年間チャンピオンを決定するシリーズ戦の一つ。
そんな大会の中でパラトライアスロンは2016年のパラリンピックに
正式競技として追加されたカテゴリーで、障害がある選手のカテゴリー
としては1996年以降、毎年世界選手権が開催されてきた。
横浜大会はトライアスロンとパラトライアスロンの世界大会で、
縁あってその撮影を行う事があったが、スポーツ写真はあまり得意分野
ではない私にとって、世界大会を撮るのはちょっとプレッシャーではあった。
スポーツ写真には独特のテクニックが必要で、同時に求められるサイズで
撮影可能な機材もちょっと特別なものになる。
幸いにも私は、ステージ写真を撮るための機材はそこそこ充実していたので
対応する事ができたが、300ミリや400ミリのF2.8レンズは持っていない
ので、ズームだけで撮る事になった。
モータースポーツほどの速さは無いけど、ある程度置きピンのテクニックを使う
必要はやっぱりあって、障害のカテゴリーによって独特の動きがあったり、ガイド
とのコンビになったりするので、難易度はそれなりに高いと感じる。
スイム・バイク・ランの種目があるが、コースによる規制があるのでプレスエリアに入ってしまうと長いストレートが狙える場所からは離れてしまうので、場所取り
が難しかった。
1人で撮るので、トランジッションエリアの撮影は捨てランとバイクが狙える
コーナーのトップに位置取りして、必要に応じて移動する形にする。
アップした写真は全て、一眼レフで撮っている。
というのも、スポーツ写真を撮るのにEVFの微妙な遅れが感覚に合わなくて、
ミラーレスで撮る気にはなれなかったからだ。
(最初のカットを撮った頃はまだミラーレス一眼が出ていなかった)
今年は特にオーダーが無いからフリーランスとして、
早起きできたらR5で狙ってみても良いかも知れない。
ただパラトライアスロン(エリート)のスタート、7時前なので
間に合わせる自信がねぇ・・・