見出し画像

RF28mm F2.8 STMのテストシュート

昨日の記事の最後にRF28mm F2.8 STMの光学モジュール(DXO PhotoLab用)の追加があった事を書いたが、早速テストシュートに出かけてみた。

EOS R5
RF28mm F2.8 STM
ISO3200 f/5.6 1/15s

いやいやいや、かなりの解像度で驚いた。
R5でもギリギリ使えるかな?ってレベルではあっても、先日アップしたRF24-50mm F4.5-6.3 IS STMに比べると1段上の解像力がある。
ISは無いのはコストダウンのためと思うが、ボディ内ISがある機種を使用するなら問題無いし、28ミリという広角レンズであれば手持ちでも充分に止める事はできるだろう。

EOS R5
RF28mm F2.8 STM
ISO1600 f/3.2 1/250s

画角としても24ミリに比べて自然な写りになる28ミリは、街中で撮るには最適かも知れないが、クロップもしくはAPS-Cセンサーでの使用としても35ミリ換算で45ミリ相当の画角となるため、高画素なR5にとってはクロップで撮る時にも活用しやすい。

EOS R5
RF28mm F2.8 STM
ISO2000 f/5.6 1/60s

この写真は、クロップで撮ったもの。
私としては充分の画質だと思うけど、17MP相当のAPS-Cカメラとして使う事に抵抗を感じる人もいるのかも知れない。そんなカメラじゃ大した画質にならないと思っているのは間違いで、初心者用カメラでもちゃんとしたレンズを使えばかなり画質が良い写真が撮れるのだ。

EOS R5
RF28mm F2.8 STM
ISO3200 f/5.6 1/15s

R5をクロップで撮ると計算上の画素数はEOS Kiss X4程度となるが、私が食事管理のために毎日食べる物の写真を撮りだした頃は、EOS Kiss X2という12MPセンサーカメラで撮っていて、その性能に満足できていた。
こうやってクロップで撮ってみても適度なボケが出ていて、ピンがある部分に極端なエッジが出ない味付けは、自分の感覚に合うと思った。

EOS R5
RF28mm F2.8 STM
ISO3200 f/5.6 1/60s

パース調整はしたけど、こんな感じで撮れるレンズなら常用にしていたRF35mm F1.8 MACRO IS STMの出番はかなり減り、代わりにRF16mm F2.8 STMやRF24-105mm F4 L IS USMが登場するだろう。ちなみにRF24-50mm F4.5-6.3 IS STMについてはEOS Rとの組合せで使う事になるが、暗い店内での料理写真には難儀するかも・・・なので悩み中。
 
RF28mm F2.8 STM、最初からAPS-Cセンサーカメラでの利用を考えて高解像度に仕上げた感がある。撒き餌レンズよりもちょっと高めな価格設定だけど、他のRFレンズに比べたらかなり安価なレンズなので、初めての単焦点レンズ用としてお勧めしたいレンズだと思う。
 
それにしても昨日、そんな軽いレンズをつけたR5を持って出歩いただけで今日はまたもや痛みが出て動けない状態。
困ったものです。

いいなと思ったら応援しよう!