伊勢佐木町をEF50mm F1.8 で撮ってみた
前にEF50mm F1.8 STM縛りで街撮りしたら想像以上に面白かったので、所用もあって南区に行ったので、お三の宮から関内まで歩きながら街撮りしてみた。
カメラは久しぶりに5DMarkⅣを使おうかとも思ったけどボディー内手ブレ防止装置があるR5にして、EF50mm F1.8 STMはアダプターを付けて撮る事にした。
(軽いのですよ)
この時期、街路樹に生える苔の様なもの。
これを見ると生命の強さを感じさせられるのだけど、このレンズはこうやって撮るとボケ具合がちょうど良いので、面白いと再確認。
昭和感ある風景が残る伊勢佐木町6丁目辺り。
色合いが面白いので、モノクロ用に撮ったのにカラーで現像してみた。
そう言えば雀荘って、見かけなくなったのは気のせいだろうか。
街撮りの場合、良いな!って思った時すぐ撮りたいので、露光をどうするかってのは悩みどころ。
通常は絞り優先AEで感度とシャッタースピードをオートにして撮っているけど、最近は敢えてプログラムAEにして撮ってみたりする。
プログラムAEにしていると手ブレが起きにくいシャッタースピードに設定され、絞りを開けて感度を下げる方向で露出が決まるので、シャッターを押す前に絞りを調整すれば絞り優先と近い感覚で撮る事ができるので、意外に便利。
フレキシブルAE(Fvモード)ってオートとマニュアルがごちゃ混ぜになったモードもあるけど、プログラムAEでき決まった露出をベースに絞り・感度・シャッタースピードを個別に設定変更できるってなってて、使ってみたらマニュアルで設定する方が早いって思って以来、使った事が無い。
と言う事で、今回はプログラムAEで決まった露出(状況に合わせて調整はする)で撮っている。
4丁目には伊勢佐木町ブルース歌碑がある。
青江三奈が歌った「伊勢佐木町ブルース」は昭和43年に発売され、大ヒットした事から、横浜市営地下鉄の長者町駅の駅名を伊勢佐木長者町と変更する、という現象まで起きた。
歌碑の後ろにある看板は昔の映画館が使っていた絵看板の手法で書かれていて、伊勢佐木町に多くあった映画館のイメージを踏襲しているようにも感じる。
それにしてもEF50mm、こういう風景を切り取るには自然で楽しい。
昔はオデオン座という名の映画館があったとこは、現在はドンキホーテが入るビルになっているが、その前の交差点はいつ見てもちょっと変わった雰囲気があって撮ってしまうポイントになっている。
望遠レンズでセンターの3人を狙いたい気分もあったけど、きょうはEF50mm縛りで撮っているのでトリミングで我慢した。
さすがに汗だくになったので、こんな入口がある店で一休み。
コロナ禍の頃見つけた店で、昼間から飲ませてくれるありがたい店でもあった。
さすがに開放はやめておけば良かったかな・・・と思った1枚。
グラスの表面にある水滴にフォーカスして撮ったけど、開放だと被写界深度がなさ過ぎだと、反省。でも、暑くて喉が渇いていた時に飲みたくなったモヒートへの感情がそれなりに写ったと感じたのも事実。
このレンズはどの距離で撮るかによってかなりイメージが変わるので、こうやって撮ってみるのは別の意味でも面白いのです。
結局、関内駅を通りこして本町4丁目まで歩いてしまった。
途中の休憩でまた歩こうって気分になったって事なんだけど、これ以上行くとTHE観光地になっちゃうので、これで打ち止めにしようと思って撮った1枚。
f5でこのボケ感は50ミリという焦点距離ならではの物で、その自然な感じが楽なのだとは思う。フィルム時代は20ミリ縛りで撮ってた時期があったけど、キヤノンのRFに20ミリの単焦点レンズは無いので、つぎの縛りは7月上旬に出る28ミリが入手できたらそれで・・と思っていたりする。
28ミリは料理の写真を撮る時にクロップして撮るとちょうど良いサイズで、24ミリと35ミリしか出てこないのが不思議だと思っていたら、パンケーキで出すという情報が出たのでスペックも見ずに予約してしまった。
問題は何時届くか・・・って事なんですけどね。